生生

墓場まで持ってけ

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墓場まで持ってけ

最近の記事

強制入信させられた資本主義という宗教で、その体制を否定しながら魔女狩りにあわないようにビクビク教えに殉じている

    • 自己責任

      オナニーを公開している、生き様が卑猥だ そんなもんぶら下げて綺麗なものが好きなんて言うんじゃねえ。気持ち悪い。 死ね早く。それだけがお前を解放するんだ。

      • 短歌 NO.1

        おでんのないコンビニは今夜襲撃に遭うらしい 柑橘顔の君はどうやら深刻な自意識を遠ざけている 大航海時代の一般人厚化粧して廻り出す世界に 能面から与えられた無表情な感情 綿飴で作ったミイラ34dbの羽音がうるさい 早い!安い!美味い!の三拍子で奏でる交響曲第4番 凍えた指は温められる下衆めいた下心 声は波長よろしく教室を震わせる ツンドラ地帯で流行る日本の古典芸術 ワンコインになれない秋刀魚言葉を待たずして何を思うか! 持ち合わせた顔料の配分を整え人気のコス

        • 序文

          波に漂っていた。 隣には荒れ狂った激流の中を悠々と泳ぐ魚たちがいた。その傍らには、波にもまれ海岸に打ち付けられた死体があった。 隣には緩やかな波の中で美しく回遊する魚がいた。その傍らには、腐敗し、海鳥にさえ突かれず横たわった目で太陽を見つめる死体があった。 僕はただ波に漂っていた。 意思を持たず、ただ流れに身を任せ続けるだけ。 臆病な僕は穏やかな波の中で緩やかに死んでいく。波の中にある言い訳を自分自身にしみこませながら、沈みつつあることに気が付かないまま。 沈みながら声をあげ

        強制入信させられた資本主義という宗教で、その体制を否定しながら魔女狩りにあわないようにビクビク教えに殉じている

          Don't Summer

          単発のバイトをバックレた、暑さで。帰りにいつもは吸わない高めの煙草を買った。口に合わず嫌な臭いと苦さで、より気力は奪われた。 家に帰って何も考えないで機械的にオナニーだけして夜まで眠った。 大きな花火をみた。目覚ましなんてかけてないから、花火の音で目を覚ました。花火大会の日付なんて知らなかった、地元の花火なのに。 菊、牡丹、蜂、柳、冠、花雷、飛遊星。 かき氷は食べれなかったけど、祭りを肌で感じられて良かった。今年の夏はこれで十分かな。花火大会の後には盆踊りが行われたが、

          Don't Summer

          何もなさない

          夢中と依存。どちらも意味合いとしては近しい言葉だが、どうしようもなく真反対な状況を指している。 対象となる行為、人物、物が存在する点は共通しているが、その積極性を生み出している動機に関して、依存の方が消去法的な意味合いであることが多いように感じる。 おおかたの人間は自分が何も成していない、取り組んでいないという状況に耐えられない。自意識が高い人間ほどその傾向が高い。 自己防衛的な本能として、何かしなければという半ば脅迫的な思いは、行為の動機そのものに依存性を持たせる。 こ

          何もなさない