雑記(20220909)

最近は一日一日をバイトに費やしていた。そんな職場と自宅を行き来する中で、ふと頬を掠めるような秋の冷たさを感じ取ることができるようになってきた。去年の今頃はずっと自宅にいたし、季節の変わり目など気にしてはいなかったが、今年はそれは鮮明に伝わってきた。
ただ、むせるような電車の匂いは未だ変わらない。そんな変わらないものも感じられるだけそこそこ長くこの空間にいたのかとも思う。

小説を度々読もうと本を開いたり閉じたりしているが、何故か読むことができていない。長い間体調を崩してから特に読めていない。元々本が好きだったという感覚も錯覚だったのだろうかと思えば思うほど、愕然とするものがある。ただ、そういう錯覚をエネルギーにしていた過去に意識を向ける自分もまた錯覚なのかもしれないというよく分からない思いの自分もいる。

最近、花譜さんの歌に興味があり、よく聴いている。先日は花譜3rdワンマンライブ「不可解参(狂)にお邪魔してきた。どの曲も盛り上がるものだったが、特に「私論理」、「飛翔するmeme」が流れている間は楽しかった。どちらも言葉へのアプローチが面白い。「私論理」は跳ねるような感じ、「飛翔するmeme」はたなかさんのlyricが相まって流れる感じがそれぞれ対極ではあるが浮かび上がっている。
初めての武道館来館で、今まで見たことのない大きな空間に大音量が流れ、ライトが飛び交う様も壮観で自分の中で新しさを見出すことができた。

そこそこ余裕ができているので、今後も少しずつ日記、雑記を書いてみたい。