朝市が満たしてくれるもの

2024年2月19日 21:10

今住んでいる地域は自然が豊かなところです。

もうこの土地に来て12年目になりますが、本当に素敵な所。

やっぱり自然には叶わないなぁと毎日思います。

そして、すごいのが、この土地の人たちが、自然がすごいだろう。どや！とは思っていないところ。

ただ、自然に感謝して、すごく近い場所で自然と生きている。

朝8時ごろから、朝市というものが開かれます。

農家さん達が自分の畑で収穫した野菜を朝1番で収穫したものを持ち寄って、1カ所で販売するというもの。

都会のように、きれいなパッケージに入ったわけでもない、ただ。農家さん達が野菜を持ち寄ってボサ、ボサッと自分のコーナーに置いていく。

少し乱雑な。その様子を見るのも好きだったり

私はもともと野菜が大好きで、小さい時から冷蔵庫の開けては野菜を丸かじりするような子でした。
冷蔵庫を開けて野菜を丸かじりする私に見かねて旦那が自然豊かなところに住もうと、妊娠中のわたしを連れてきてくれたのがこの土地でした。

今もそれは変わらず、マザーズバックには、オムツの横にきゅうりやカブが入っています。

お腹が空いた時、気持ちがぐらぐらしたときに、それをかじって、自分を立て直すためです。

ちなみに、子供たちも同じ。2人目バブちゃんのランドセルの中にはにんじんが入っています。

バブちゃんに限っては、ウサギと仲良くなるためだったりしますが。

何の話だったかな。。
そう、私はこの朝一に行くのを日課としています。

お店が開く30分ぐらいに前に行って、農家の方と話をします。

農家の方は話してくれます、この野菜は苗の時こんなだったんだよ、種の時こんなだったんだよって

まるで、子供が赤ちゃんの時はね、あなたが赤ちゃんの時はねぇと話してくれるように、優しいし感じで話してくれるんです。

その話を聞かせてもらった後に、じっくり、野菜を眺めて、挨拶をしてから買わせてもらいます。

それを、自分の朝食に、子供たちの晩御飯に、そっと出します。

旦那には少し浅漬けにして、ビールのおつまみに

お客さんがあった時は、お茶受けとしてそっとお茶に添えて出したりします。

やっぱり自然の恵みはとても良い。

ちなみに、私は、野菜はそのまま丸かじりが好き。

自然に感謝して、目をそっと閉じて、息を吸いながら、野菜にかじりつきます。

耳からはしゃりと言う音、葉っぱのがさっという音

鼻からは、甘いピリッとした野菜の匂い、朝まで浸かっていた土のにおい

はたまた、その土地のにおい

農家さんの朝ごはんのにおい

いろんな味覚が楽しめます。

こういうのを食育というのかもしれないですね。

どうしても調理しないといけない時は、蒸し器で蒸します。

家には大同電鍋という蒸し調理器が常に台所の上にあります。

こちらは水を少し入れて、スイッチを入れるだけで、中に入れたものが蒸せると言う優れもの

もうこの大同電鍋を使い始めて4年になりますが、フライパンは全く使っておらず、こちらで全てまかなっています。

大同電鍋の魅力については、また今度語らせてもらおうかな。ワクワク

蒸した野菜には塩を振ります。

塩は、友人から紹介してもらった、海の精と言うお塩。

こちら、とんでもなくおいしい

きれいな海の深海からいただいた塩ということですが、見切り品ばっかり買う私にも手が出る値段で、この塩を買ってからもう他の調味料は全く使っていないです。

私の体や、のんちゃんのおっぱいは、野菜と、この塩からできている。
素晴らしいですね。

もしかしたらこういう食生活をしているから、産後に一気に本が3冊読めるようになるのかもしれません

こちらは今日朝一で譲っていただいた赤かぶ