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『The Straylight』感想スクラップブック

アイドルマスターシャイニーカラーズにて開催中のイベント『The Straylight』エンディングまでの覚え書きです。前後関係ぐちゃぐちゃ感情おにぎり。増減あり。



・演じることによって積み重ねてきたストレイライトが、今一度それぞれのペルソナを見つめ直す話だった。Theじゃん!!
 ものまねとか3Dモーキャプとか、ありえそうな仕事と物語の主題をテトリスばりにがっちり絡めるのが毎度毎度上手すぎる。賢者が集って書いてるのか?

・1話の「アイドルとは思えないパフォーマンスをなさる方々」と言われる感じ、あるあるだ。”超えた”とか”らしからぬ”とか。アイドルに対しての固定観念やスタンスの違いがあるだけで悪意は無いんだけど、少なくともアイドルを選択している本人に向けて軽率に使う言葉ではないし、実際冬優子のようにその表現を嫌うアイドルを多く見かける。引っかかる冬優子も素直に受け取る愛依ちゃんもわかる。
 ストレイライトは実際そういう評価をされる機会が多そう。私が勝手にWACK系やPassCodeあたりを重ねて見ているのもある。
 (WDCやTTW、Hide&Attackあたりはスタンディング環境ならツーステ踏み放題な曲だし、あちらの世界の現場では酩酊しながらモッシュしたり最前でマサイしすぎて煙たがられるオタクもいるのかな)(関係の無い偏見を言いました)(WOMBかVISIONで観たい)

・去年、MDの曲間で北原さんが少したどたどしいながらも笑顔で喋っている所を見たときに「素を出すようになってきたけどまだ緊張はしてる愛依ちゃんじゃん」と思った事を思い出した。
 さなぴーに「前ほど緊張しなくなったかも」と嬉しそうに報告し(ようとし)た、という事はかつての誤解も解けてるのかな。
 もしさなぴーが自身の中で「クールな愛依が評価されていくのはやっぱり歯痒いけど、ファンが知らない愛依の良い所を知ってるのって幸せかも」という考え方にシフトしていて、そしてもしこの先で愛依ちゃんがステージでもフランクに振る舞うようになったらさなぴーはまた曇ってしまうんじゃないか……。闇オタクの杞憂。

・無理だけはしないで、と言われて即答で拒否しても悲痛さを感じさせない、意地でもそう思わせるもんかという姿勢を見せる冬優子は本当に気高い女……。彼女を気遣うなら言葉よりも先に行動で示すべきなのだ。
 愛依ちゃんが慎重に話していることを察して、一度は苛立ってしまった言葉を真摯に聞き直すところ、積み重ねたお互いの信頼は勿論としてとても大人だ。今回の話は端々で3人がお互いに影響されているのであろう描写があったけど、この冬優子の姿勢にはPの影響も感じる。
 愛依ちゃんの告白に彼女が返した『だってどっちもあんたなんだから』、GRAD以後の不動の確信がドーンと乗っていて最高。ふゆが何年ふゆやってると思ってるの、だ。
 生放送でやっちゃって無事で済むはず無いんだけど、冬優子が愛依ちゃんの感情を優先して半分本気で言ったと言うことなのかな。というか全編通してめいふゆイチャイチャしすぎでは?ありがとう……。Pとの「いっけないんだー」も今の黛冬優子が詰まったセリフでも〜〜〜大好き。Pが自分にそれを伝えたこと自体が嬉しいんだよね……。

・Hide&Attackがリリースされてから、あさひにとっての仮面について考えていた。ありのまま振る舞う、自分にも他人にも建前が存在しない人間。どちらかというと、彼女にカリスマ性を見出す観客のほうから仮面を与えられている。
 だから、過去の映像を見てしっくり来てなかったり、エンディングで愛依弟に影武者認定を受けていたことが嬉しかった。まだ自覚はしていないながらも、着実に演者として育っているんだね。
 というか限定カードの販促挟むのやめて!!どんなメイドを演じたんですか!?そこに答えがあるの!?おい!!助けて〜〜!!!(追記:無事に210連で来てくれました)

・あの配信者や偽ストレイライトに対して成敗するような展開でオチを付けるのではなく、あくまで自分達の内で超克させていくのがストレイライトかつシャニマスらしい。manyscreensの放クラも思い浮かんだ。
 だから6話のラストはあの演出以外考えられないし、私達が尻餅ついて魂抜かれるまでが必然。びっっっくりした

・誇張されたものまねや3Dの偶像はそのまま二次創作とも言い換えられる訳で、例の“あこふ死”が9月頃からミーム化した流れも無関係ではないのでは……と憶測してしまう。どんなに優れた模倣も誇張も贋作には変わりなく、唯一無二の”本物の偽物”はこの3人だけなのだとこちら側の私たちにも直接知らしめられたような気持ち。

・ストレイライトの軌跡を追うテレビ番組と、P視点の3人との出会いが交差する見せ方が綺麗。オート再生だとシャイノグラフィの展開が綺麗にはまって大変なことになった。それまで耐えられたのに、選択肢が出た瞬間に呻きながら泣き崩れてしまって全然押せない。ずるいよ
 なれたよね、そしてまた未来になっていくストレイライトを見ることができるのが嬉しい。ありがとう。


ここすき

・ふゆ、ミュージカルは観たことあるけどあさひがやろうとしてるタイプのやつじゃない……ってやっぱり2.5次元舞台とかかな。

・「円盤」の言い慣れてる感。

・誇張ストレイライト、偽ふゆが安直にザコシで再生されたのは置いといて偽愛依ちゃんでめちゃくちゃ笑っちゃった。インターネットのユーモアをやるな。あさひのストレイものまねうま〜。

・愛依ちゃんの弟、実在しているのに"園田智代子の隣席の男子"と同じような投影が広がりそう。ふゆに桃色の気持ちを抱いている一方であさひに対しては“一緒に遊んでくれる姉ちゃんの友達”くらいの認識でいると思うけど、数年後に少しの切っ掛けですごい地殻変動が起きる気がするぞ。衝撃に備えろ弟。

・事務所でテレビを見てる愛依ちゃんの説明がまったく要領を得てない感じ、現実であるやつ……この感じを拾う技巧……。その人の家では日常になっているから因果関係がスキップされて聞こえるやつ。自覚的にやってふざける事もあるやつ……。

・ジュース頭から被るってどんな状況??だったけど、今回の【いるっしょ!】のイラストがヒントになってた そらそんな持ち方してたら被るしまたやる (灯織オタク構文)

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