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飛行機お預かり荷物が、当たり前に返却される裏側には・・・【289目】

空港の送迎デッキに
よく1人で来てる子は
お前の息子か?

仲の良い同級生にそう
聞かれました。

その一言から実現した、
超スペシャルな
航空会社(沖縄の翼 JTA)見学。

私の息子(小学生)は、
大の飛行機マニア。

空港集合でパスをいただき
裏通路を歩くだけで大興奮。

トーイングトラクター
(飛行機を押す車両)
を近くで見たり、
整備士と話したり。

そうこうしていると、

この日のために
スケジューリングされた
ジンベエジェットが着陸。

機体から次々と
流れてくる乗客の荷物。

そこで私は素朴な
疑問を持ちました。

JTA含むJALグループは、
マイレージステイタスによって
荷物が出てくる順番が異なります。

この仕分けをどの
タイミングで行っているのか。

スタッフの方に聞いてみました。

案の定、
めちゃくちゃ大変なようで。。

手荷物カウンター、
機内に運ぶ直前、
機内から出す時の
それぞれで振り分けと個数の
確認を行うとのこと。

これがたまに
個数が合わない時がある
らしい。

こうなると1から全て
数え直しと確認を行う。

特にステータスの高い
お客様の荷物だと大変な事で
あり、遅延になる事も。

よく考えるてみると、

これまで何度も飛行機を
利用しているが、
荷物関係のトラブルは
ありません。

預けたモノがただ
普通に戻ってくるという
感覚ではあります。

しかし、

当然ではありますが、
数種類ものステータスによる
優先順位を考慮する
バックヤードがあるのです。

純粋に凄いと思いました。

見学の話に戻りますが、
コクピットに移動し、
副機長と話す。

機長が見当たらないと
思えばなんと、

便が到着すると
機長自ら機体をチェック
するそうです。

そして整備士と連携する。

離陸時、
スタッフたちによる
数多くの細かな確認作業。

「連携」と「仕組み」を
間近で見て大変感動しました。

また、

九州から持ってきた機体を
カスタムした話を聞かせて
いただきました。

沖縄の離島便は農作物を
積む量が多いようで、
後方座席をだいぶ
無くして貨物室にしている。

そんな工夫がされていたとは。

会議室に掲げられていた言葉。

感謝・信頼・挑戦
常に感謝の心を持ち続けよう
常にお客様、社会に信頼されるJTAであり続けよう
常に前向きに、変化に挑戦するJTAであり続けよう

今回の見学のおもてなしに、
スタッフの動きや
仕事の仕組みは
掲げられた言葉と
リンクしています。

当たり前の安心感の
裏には数々の努力があると
改めて思いました。

そして、

それは全てのサービスに
共通するはずです。

ですので、

サービスの裏側を想像
する癖がつけば、
自ずと自分のサービスも
良くなると思いました。

ありがとうございました。

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