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田舎ならではの共存。競合他社との付き合い方。【246目】

ランチ会議にて
大先輩の話を聞いて思う事。

A社、B社(発注)、C社(競合)

島ではこの全てが、
関わりがある場合がほとんど。

代表はもちろん、
役員や下手すると
社員やその家族レベルまで
繋がりがあるケースもある。

冒頭にあげたバランスで
B社(発注)とA社が
仕事の話を進めていたとする。

そこにいきなり登場した
C社(競合)が仕事を取る。

それも多少汚いやり方で。

そうなるとA社は
ブチギレて次の行動に
移すでしょう。

訴訟になるかもしれません。

しかし、

ここで関係性が発動します。

仮にA社の最大の行動で、
C社(競合)が潰れたとする。

すると、

C社(競合)の代表と以下全員、
周りの利害関係関係者までが
大変な事になる。

汚いやり方をした
そっちが悪いよね?

では済まされない
繋がりがそこにあります。

では、どうするか。

B社(発注)とC社(競合)に
対してチクっと釘を刺す。

全部バレてますよと。
最終手段にも出まっせ?と。

生殺しの選択を取る事で、
C社(競合)はB社に対して
今後一切の下手は許されない。

加えて、

A社の周りには、
A'社、A"社、A'''社・・・
さらにその周りの利害関係者が
存在する。

この方々に情報は筒抜けの
ケースはざらにある。

別の意味での
衆人環視である。

田舎はどこもそうかも
しれませんが。

面倒くさい話ではありますが、
共存と言えばそれまで。

だが、

先輩方の時代とは異なり、
人気の島であり、
金儲けの島になっている現状。

共存を悪く言えば、
足の引っ張り合いとも
言えます。

だからこそ
ブチ抜けた企業が
なかなか生まれない
のかなとも思います。

共存だから。

そうこうしているうちに、

よそ者・若者・馬鹿者が
ポンと出てくる可能性も
秘めています。

また、

縁もゆかりも無い
大企業が来ると
細かい事抜きにして、
一気に持っていかれます。

ですので、

私たち田舎の中間世代は、
絶妙な位置にいます。

どう動けばいいのか?

私が思うに、

まだまだ数の力を持ち、
昭和の時代を生きた
50歳〜70歳あたりの声を
半分聞きつつも、
自分らのやり方で動く。

自分らのやり方の軸と
なるのはやはりITです。

少なくともスマホを
触れる人が多い年代です。

ここが上の世代とは
明らかに異なる。

様々なツールにAIもある。

リアルとバーチャルを
行き来しながら
地元ならではの地盤も
強化していく。

そして何より、
時代の流れに逆らっては
いけない。絶対に。

今の時代には
付いていけないとか、

俺らの時代は〜なんて
言ってると終わりでしょう。

多くの大先輩方は、
上記のフレーズをよく
使います。

とはいえ、私たちも
若干ギリギリの世代でも
あります。

そう考えれば、
本当の競合は「自分」かも
しれませんね。

昭和の人間関係を大切に
しながら、令和のツールを
駆使する。

共存(防御)しながら攻める。

かなりのバランス感覚が
必要だなとつくづく思います。

柳のごとく臨機応変に対応し、
困難な状況でも折れる事無く
立ち向かう。

また、柳は生命力もあります。

持続的な努力と柔軟性は
備えていきたいと思います。

田舎って複雑ですね。
それを楽しめているうちは
元気に頑張れるはずです。

ありがとうございました。

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