わかる〜わかるよ〜

人の悩みを聞くときに
『わかる』って言葉を
なるべく使わないようにしています。

きっかけは、中学生のときに部活の友人が
「わかるって言われるとさ、
 あんたに私の気持ちなんてわかるか!
 って思うんだよね〜」
と話しているの聞いたことです。
当時、確かに‥とカウンターを食らったのを鮮明に覚えています。

以来、「あ〜想像できるかも。」
   「そういうこと、私もあったなぁ。」
と言い換えるようにしています。

さて、今日は後輩の話を聞いてきました。
かなり年上の先輩の不機嫌に振り回されているとのこと。
わたしも、その先輩と仕事をしたことがあるので、思わず「わかるよ〜」と言いそうになりました。

媚びを売るような人間になりたくないな、
凛とした人でありたいな、
なんて思っていながら、
いつしか先輩の顔色を伺い、振り回されている自分がいます。
そんな自分が嫌になることもしばしば。

どうすれば、芯のあるかっこいい人になれるのだろう‥と答え探しの真っ最中です。

そんなわたしなので、かっこいいアドバイスなんてすることができず、
「変なこと、多くないですか?
 自分中心の先生ばかりだし‥」
と話す後輩に、
「この違和感をずっと持ち続けていきたいね。」
としか言えず、帰ってきて唸りながら、
気持ちの整理と共に、
私もいつか違和感をなくしてしまうことが
ないように、書き起こしました。
忘れかけたら、戻ってこよう。

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