『プラダを着た悪魔』仕事に良い気づきをくれる名言
こんにちわ。namakemonoです。
夏の間、24時間フル稼働で頑張ってくれていたエアコンさんは最近ようやく休めるようになりました。
引越しをしてからもうすぐで3ヶ月になりますが、一度もエアコンのフィルター掃除をしていなかったので、止めたついでに掃除してみることに。
リフォーム済みとは言えども築20年越え物件のマンションなので、古い部分も残っていたり前の住人の掃除不足で汚いところもあり。
入居前のクリーニングで普通はもっと綺麗にしないのか?と思う箇所もしばしば…
リビングのエアコンもおそらく年季が入っているものなので、恐る恐るカバーを取り外してフィルターを確認しましたが、
意外にも埃は溜まっていませんでした。
他の箇所のクリーニング状況が微妙だったので疑っていましたが、最低限のことはしてくれていたようなので良しとします。(笑)
今回は私の大好きな映画かつ、私の人生のバイブル的存在である映画『プラダを着た悪魔』の大好きな言葉を紹介したいと思います。
今まで綴ってきた記事にもちょこっと登場させていました。
『プラダを着た悪魔』を初めて観たのはおそらく高校生の頃。
今では吹き替えかつ字幕なしでも観れるほど内容を熟知しています。
映画の中にはたくさん考えさせられる言葉が出てきますが、すべては紹介しきれないので、ここでは個人的に名言と思っている仕事に役立つ言葉を4つに絞りました!
① I can get another girl who'll take your job in five minutes.One who really wants it.
(君の仕事を引き受ける代わりの子なんて5分で見つかる。本当にその仕事をやりたい子がね。)
悪魔の編集長ミランダに無理難題な仕事を命ぜられるも結局こなせずに怒られ、納得のいかない主人公アンディがアートディレクターのナイジェルに泣きながら愚痴りました。
その時ナイジェルがアンディに言ったズバッと一言です。
このシーンは作中で一番人気のある名シーンかつ心に響く人が多いのではないかと思います。
単純な私も漏れなく、このアンディとナイジェルのシーンがやっぱり一番大好きです。
確かにこの時の仕事は無謀で(絶賛悪天候で運行中止したマイアミからNYへ戻るための飛行機をどんな手を使ってでも手配しろというもの)ましてや休日中のアンディをこき使って、できなかったら怒るってかなりヤバい上司じゃんって感じなんですが(笑)
ナイジェルのこの言葉は、根本的なアンディの仕事に対する姿勢について指摘したと解釈できます。
アンディは元々ファッション誌には興味などなく、ジャーナリスト志望。
ファッションのことは詳しくなる必要などないし、服装も今までと同じで良い、オシャレな職場で働いていようとも自分まで変わる必要なんてないという考えを持っていました。
ミランダもこの自分をわかって採用してくれたのだと。
ファッション誌で働いているにも関わらず、今まで通りのダサいファッションで出勤し、ファッションについて興味を持とうとしないアンディにナイジェルは度々ヒントを与えていましたが、なかなか変わろうとせず。
そのためナイジェルは愚痴るアンディに、じゃあ仕事を辞めろと、この言葉と共に言い放ちます。
それに対しアンディは仕事を辞めたいわけじゃない、自分は一生懸命仕事をしていることを認めてほしいだけだと言いました。
するとナイジェルはもう一つ、私がこの映画で一番お気に入りの言葉を言ってくれます。
② you are not trying. you are whining.
(君は努力していない。愚痴を言っているだけだ。)
そしてミランダについて、
she's just doing her job.
(彼女は自分の仕事をしているだけだ。)
ミランダがあまりにもパワハラ上司なので、正直アンディの気持ちもわからなくないのです。
でもナイジェルの言葉はごもっともなんですよね。
嫌なら辞めればいいし、辞めたくないならまず自分が変わるべきだということ。
興味のない分野だとしても、自分の本当にやりたい仕事に繋げるためにはここを辞めるわけにはいかないと思い頑張っていたつもりのアンディですが、
ナイジェルに熱いお説教で目を冷まします。
ファッションに情熱を持って働いている人達の中で、自分はファッションについて何も興味を持たずに嫌々仕事をしていること、それどころかミランダに頑張りを認めてもらいたいと嘆いていることに気がつきました。
私自身も美容クリニック時代のボスとの関係性が気まづくて嫌だった時、なんとかしたいならまず自分が変わらないといけなかったことを学んだので、ナイジェルのお説教は凄く腑に落ちます。
そこからアンディは自分の非を認めて、ナイジェルに助けてもらいながら服装や働く姿勢を一気に変えていきます。
どんどんオシャレに服がチェンジしていくアンディのシーンがたまらなく大好きで、何回見ても気分が上がります。
③ I love my job,I love my job, I love my job.
(私は仕事が大好き、仕事が大好き、仕事が大好き。)
アンディと共にミランダのアシスタントを担っていたエミリーが、アンディが彼氏の誕生日を祝うとワクワクしながら帰宅した後に、自分には大好きな仕事があれば十分と呪文のように唱えた言葉です。(笑)
実のところ、私がこの映画で一番好きで共感できる人物はエミリーです。
私も彼氏なしの一人暮らしで寂しく働いていた新人看護師時代に、辛い時にはこの言葉をおまじないでよく唱えていました。
特に大嫌いな先輩との夜勤入り前とか、憂鬱な時に効果的です。
病院の駐車場に着くと車の中でこの言葉を唱え、自分を奮い立たせてから出勤していました。
今思うと笑えますが、その時の自分にはとても意味のあることだったんでしょうね。
・完璧な仕事を求める悪魔のミランダ
・そのミランダに認められている右腕的存在のナイジェル
・ファッションには全く興味がなかったけど、元々頭が良くて要領の良いアンディ
仕事ができる人達がたくさん出てくる中、
ファッションが好きで、素敵なドレスを着るためにダイエットを頑張って、ミランダと一緒にパリへ行くために人一倍努力をして仕事をしているのに、
どこかいつも空回りしてしまう努力の人エミリーに、どこか親近感を感じてしまいます。
④The decision's yours.
(決めるのはあなたよ。)
ミランダがパリへ同行させるアシスタントは第1アシスタントのエミリーではなくアンディにすると決めており、アンディがエミリーに申し訳なくて決断できないシーンでの一言です。
「決めるのは自分、決めたのは自分」の大切さ、この映画からはよく伝わってきます。
映画の中でアンディはよく、
「I didn't have a choice.」
(仕方がなかった。)
と言っています。
最終的に決断しているのはいつも自分であることに気づけていません。
どんな理由であれ、決断しているのはいつも自分で、その決断の責任は自分にあるということ。
だからこそ自分の決断に後悔せず自信が持てるように、やりたいことを選ぶ生き方にしようと考えさせられます。
以上この4つが私の大好きな言葉で、仕事をする上でいつも心に留めるようにしています。
仕事で落ち込んだ時は飽きるほどナイジェルとアンディのシーンを見返しました。
憂鬱な気分の時はエミリーの言葉をおまじないにして。
おそらくこれからも何か人生につまづいたり思い悩む時は、この映画に助けられていくのでしょう。
映画だけでなく、音楽や漫画にもありますが、
落ち込んだ時に気分を上げてくれる作品が何か一つでもあると心の支えになりますよね。
それでは次回、また気まぐれに。
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