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藍染樽に手を突っ込んで

1月1日
徳島県海陽町は、わたしのおじいちゃんおばあちゃんが住む町。
生まれてから毎年、夏と冬は必ず帰り、まるで自分の故郷のように大好きな町。

そんな海陽町に、永原レキさんという方の「in Between Blues」という藍染スタジオがあります。
プロサーファーとしてカリフォルニアに行ったり、東京の音楽業界で働いたり、オーストラリアに住んだり、いろんな経験をしてきたレキさんが、改めて故郷の持つ阿波藍の魅力に気づき、立ち上げた場所です。

三が日に無理を言って親戚一同大勢でおしかけたにも関わらず、レキさんは藍と海陽町の歴史について、自然の発酵の力で生まれる藍について、世界に届けたい想いについて、時間をかけてたっぷりと話してくれました。

カフェで珈琲を飲みながら

こんなに近くにある魅力的な文化を、人を、場所を、27年間知らなかったことにまず、衝撃を覚えました。
(私だけじゃなく、家族全員、この町で育ったおじさんすら知らなかった・・・)

藍は薬やお茶にもなります

そして何より、この景色!
太平洋を一望できる藍染スタジオでできる藍染体験はそこらの工房でやる藍染体験とは感動レベルが違う。
樽の中に手を入れると生暖かくて、微生物が生きてるぅ〜っていう感覚。
見慣れた海陽町のこの海も、工房の窓に切り取られることで、美しさを再確認できました。

太平洋どーーーん

帰り際、レキさんが、海陽町出身の多摩美に進学したカメラマンとダンサーの青年たちを紹介してくれて、いつか藍の文化のためにみんなで何かできるといいね!と約束しました。

こだわりが強すぎて居残りしてた妹

徳島を愛する若者のひとりとして、何かできることがないかさっそく考え始めています。
新年一発目は、大好きな徳島でのはじめて体験でしたっ!


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