見出し画像

【シネマレビュー】「ワンダー 君は太陽」みんなできた人達すぎ!

みてしまった...。そして観る前から泣いていた。(ヤバいやつ

-あらすじ-
トリーチャーコリンズ症候群が原因で顔の形が変形しているオーガスト君。
小学校5年までお母さんと一緒に自宅学習をしていたのですが、小学校デビューすることになり...

冒頭、オーガスト君が宇宙飛行士のヘルメットを被りながら自分のことを話すのですが、もうこの時点であらすじから先の未来が想像できて、なんとも言えない気持ちになります。

実際自分の小学校でも生まれつき障害を持つ子がいたのですが、いじめにはならなくても、なんとなく接し方がぎこちなくなったり、距離感ができてしまうこともありました。「どう接したらいいのかわからない。」そう思う子って結構多いのかもしれません…。

脱線してしまいました。

本編ではオーガスト君の家族は心配しつつも、息子を信じて学校に送り出します。

オーガスト君は入校前に、校長から3人の生徒を紹介されます。その時彼はまずみんなの靴を見ます。(それ大人でもビジネスマンとかがよくやるやつー)

画像2

・綺麗な革靴の男の子
・キラキラした可愛い靴の女の子
・履き古してボロボロな靴の男の子

この時点でオーガスト君はその子の性格や家庭を想像するのですが、(なんちゅー子供だ。)オーガスト君の観察力や頭の良さがこの後も色々な所で出てきます。

この作品を見て何が良かったかなー。と思い返してみると、オムニバスのように登場人物様々な視点で物語を観れたことが一番良かったかなー。と。

「疾患を持つ子供の映画」で終わるのではなく、様々なティーンが抱える学校での悩みや家庭の悩み、友情関係のあるあるがギュギュッと詰まっていて、しかもそれを優しく包み込んだ表現が心地良かった。

作品の中でオーガスト君と仲良くなった子が、その場のノリで言ってしまった一言にオーガスト君は大変傷つきます。

友達はオーガスト君がいたことにすら気付いていないので、傷付けた事実にも暫く気が付きません。

ここめっちゃあるあるー!!!!

一方他の人のエピソードでは、ずっと仲が良かった友達だったのに、高校に上がった瞬間キャラ変してて口を聞いてくれなくなっている。

画像1

なんかめっちゃ既視感ー!!!

こんな感じでオーガスト君を中心としつつも、疾患だから起こる出来事。というよりも、「あー。これあるよねー。」と共感しやすい作りになっているんですよね。きっかけは疾患かもしれないけれど、それは他の人でも起こり得るエピソードがたくさん詰め込まれてます。

まとめ

まだ見たことがない方いれば、オススメしたい1本です。

あと、姉ちゃんの友達美人過ぎたから速攻調べたのですが、あまり作品出てこなかった。ちょっとだけ、マーゴット・ロビーに似てる気がした。

おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?