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リモートワークの欠点は「雑談をするために雑談をする」必要があることかもしれない

やめてくれぇ~、話したい人たち同士で話してくれぇ!

と、心の中で叫んだことが、この1年半で30回くらいあります。

理由は、リモートワークになってからリアルなコミュニケーションの機会が減り、仕事に関係ない雑談をする機会も減ったことで、社内で「もっと積極的に雑談の時間をつくりましょう」と言われ、あちこちで「オンライン雑談」の取り組みが始まったから。

わたしも、娘が登校してから帰宅するまで、一言も言葉を発しない日がけっこうあるので、「ちょっとした会話」があるとうれしいという気持ちはよくわかります。
でも、だからといって、

たいして親しくない人、または初対面の人と半ば強制的に(オンラインで)会話する

ことを求める気持ちには、まったくなれないのです。

「〇時〇分にこのZoomに入ってね。そしてブレイクアウトルームを設定するから、そこで出会った人と話してね」

と言われるのは、

それらの人たちと(リアルな)会議室に入れられて「さあ、雑談してください」と言われているのと同じように感じるわけです。これはわたしにとってはハードルが高いです…。

たとえば仕事のワークショップや、同じセミナーを受けている人同士なら、初対面だとしても話す内容があるので、オンラインでもオフラインでもまったく抵抗はないのです。
でも、「雑談をするために雑談をする」ことは、わたしにとってはどう頑張ってみても厳しく、何回か参加はしたものの、「これは…だめだ! 雑談が嫌すぎて心がドス黒くなってしまうレベル!」とあっさり白旗を上げました。

オンライン雑談、つらい~。
と思う自分を受け入れることにした
のです。

最近は、仕事上のオンラインミーティングの「冒頭に雑談タイム」を設けられたときは、終わったころに入室し、「最後に雑談タイム」を設けられたときは、「では、ブレイクアウト…」と言いかけたタイミングで退室する、という方法でなんとか乗り切っています…。

ただ、今はまだ「リアルなコミュニケーション」がまた復活するときがくるかもしれない前提で逃げ続けていますが、わたしの会社では今後もリモートワークがメインになりそうです。なんとか苦手を克服して「オンライン雑談」が難なくできるようになる必要があるかもしれません…。