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クリケットプロテインを試してみた

こんにちは!爽健茶室っていうオンラインコミュニティのインスタグラムの運営をしている、なまいきです。

爽健茶室は栄養士限定のオンラインコミュニティですが、このたび12月のトークテーマの企画で【クリケットプロテインVS7人の栄養士】を開催させていただきました!

そこで具体的にクリケットプロテインとは、どのような商品なのかをまとめさせていただきました!


クリケットプロテインとは?

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クリケットプロテインとは、コオロギをパウダー状にしたプロテインです。

畜産業で使用される一般的なホルモン剤や抗生剤を一切使用することない、ベジタブル試料を与えられたコオロギのみ使用しています。

コスト度外視し、徹底的にカラダと地球のことだけを考え抜いたラグジュアリープロテイン。


【栄養面】クリケットプロテインのメリット

乳清を主原料とするホエイプロテインと比べて、100gあたりのタンパク質量を多く摂取することができます。
100gあたりのタンパク質量が牛が21.0gと比較するとコオロギは60.0gなのです。

具体的に、クリケットプロテインに含まれる栄養 亜鉛・鉄分・マグネシウム・ビタミンB12、オメガ3、キチン質について簡単にまとめました。

亜鉛

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亜鉛は300種以上の酵素に関わっていることが知られ、その効果は全身に及びます。

具体的な効果は、以下の通り
・皮膚を守る
・妊娠を維持する
・成長を促す
・怪我や火傷の回復を促す
・骨を丈夫にする
・味覚・視覚・嗅覚を正常にする
・脱毛を防ぐ
・精力増強
・前立腺障害
・糖尿病を防ぐ(インスリンの構成成分)
・カラダの酸化を防ぐ


鉄分

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鉄には主に肉・魚などの動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と植物性食品「非ヘム鉄」の2種類が存在します。ヘム鉄は体内への吸収率が高い特徴を持ち合わせます。

鉄が不足すると、ヘモグロビンが合成されず全身に酸素が行き渡らなくなるので、めまいや疲れやすいといった症状が現れます。


カルシウム

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カルシウムが不足すると、骨や歯が弱くなります。不足状態が長期間続くと、骨密度の上昇が妨げられ丈夫な骨を形成できなくなります。

カルシウムを過剰に摂取すると、高カルシウム血症、高カルシウム尿症、軟組織の石灰化、泌尿器系結石、前立腺がん、鉄や亜鉛の吸収阻害、便秘などのさまざまな健康被害がでます。日本人の通常の食品の摂取では耐用上限量を超えることはまれ。ただカルシウム強化食品やサプリメントを摂りすぎる場合には注意が必要。


マグネシウム

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多くの酵素を活性化して生命維持に重要な代謝に関わっています。

マグネシウムが不足すると不整脈が生じやすくなり、慢性的に虚血性心疾患、動脈硬化症などのリスクが高まったりします。マグネシウムは通常の食事で過剰摂取することはありません。


ビタミンB12

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ビタミンB12は、赤血球中のヘモグロビン生成を助けたり、脳からの指令を伝える神経を正常に保つ役割もあります。不足すると、巨赤芽球性貧血という悪性の貧血を引き起こしたりします。動物性食品をあまり食べない人や菜食主義者の人では、不足する可能性があります。ただし、ビタミンB12は過剰にとっても必要以上に吸収されることはないから一般に摂りすぎになる心配をする必要はないです。


オメガ3

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不飽和脂肪酸の一つ。体の組織が正常に機能する上で欠かせない脂肪酸ですが、人間の体内で作れないために食物からとる必要があります。順天堂大学の横溝教授が2018年にアレルギー性結膜炎(花粉症)を改善につながる成果も見つけています。


キチン質

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一般的な食物繊維よりも腸内の善玉菌を5倍増加させます。
食物中に含まれるキチンは消化されないが、食物繊維の生理的役割が明らかになるにつれて注目されるようになります。ヒトが摂取した場合の効果については検討されていますが、動物実験の段階では尿酸濃度の低下や免疫機能を増強する機能について効果が得られているようです。


【環境面】クリケットプロテインがもたらす環境へのメリット

温室効果ガス排出量

温室効果ガス排出量が牛と比較すると、コオロギの方が低く抑えることができます。


水の使用量

水の使用量を牛と比較すると、コオロギのほうが低く抑えることができます。


エサの使用量

生育するのに必要なエサの使用量を牛と比較すると、コオロギのほうが低く抑えることができます。


クリケットプロテインとは

CRICKET PROTEIN(コオロギプロテイン)CHOCOLATE カラダと地球に優しい日本初のコオロギプロテイン


飲み方

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1日1〜2食、1食ぶんにつき17g(付属のスプーンすりきり約2杯)程度を水など200ml〜300mlに混ぜてお召し上がりください。


成分について

えんどう豆たんぱく(アメリカ・カナダ産)、ココアパウダー、クリケットパウダー、植物性たんぱく(大豆を含む)/香料、レシチン(大豆由来)、甘味料


クリケットプロテインを飲んでみた感想

けっこう甘めで、カフェでココアとして出されても違和感無さそう
見た目も香りもココアパウダーみたいな感じ。味は牛乳の方が合う印象です
言われなければ、コオロギが入ってるって気づかないな〜って思いました!あと、こんな美味しいんだという気づきを得ました
想像より美味しかったので、興味は持つようになりました!
昆虫食を食べるのが怖かったのですが、チャレンジするいいきっかけになりました
味付けがココアなので、牛乳とココアとして飲むと、甘いし、子供達に大ウケでした!

参照

【日本初】コオロギタンパクを使用したカラダと地球に優しい「クリケットプロテイン」発売開始
【日本初】コオロギプロテインを使用したカラダと地球に優しい「クリケットプロテイン:が本日より再販開始
栄養素の説明-ミネラル 亜鉛
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ビタミンB12
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