【140字小説】良い子の基準
「俺の彼女、めちゃめちゃいい子だよ」
遠距離恋愛中だと言う友人は、熱っぽくそう語る。
月イチの会える日を楽しみにしているそうだ。
「どの辺がいい子なんだ?」
聞くと、友人は自慢げに言う。
「自分の間違いを認められる子なんだ。今牢獄にいるのも、ちゃんと自首したからで……」
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「俺の彼女、めちゃめちゃいい子だよ」
遠距離恋愛中だと言う友人は、熱っぽくそう語る。
月イチの会える日を楽しみにしているそうだ。
「どの辺がいい子なんだ?」
聞くと、友人は自慢げに言う。
「自分の間違いを認められる子なんだ。今牢獄にいるのも、ちゃんと自首したからで……」
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