言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズン? 2023.4.23
言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズン。
かなりの名言である。
しかし、わたしはふと思った。
ポイズンなのは世の中なのだろうか?
ノンストレスライフを満喫していたわたしだが、今月に入り久々に軽度なストレスを感じている。
その主な原因が『言いたいことが言えない』である。
元々、自己主張が苦手な事なかれ主義者であるわたしは総じて外ずらよし人間となった。
本当に言いたいことを言えるのは日記の中だけというありさま。
強い負荷に対して言いたいことも言えないこんな世の中じゃポイズンと他人や社会への不満持ってきた。
時には創作物へ現実逃避し、感情を殴り書いてなんとかニコニコを保っていた。
お前は悩みとかなさそうでええなぁと言われた回数は数知れず。
そういうお前らみたいな言いたいことを言える、言ってしまえるやつらに何がわかる!と枕を殴りまくった日々。
あぁ、黒歴史!
いや、そんなことを言いたいわけではない。
昨今ではノーと言っていいだの、気を使いすぎなくていいだのということを声高に言ってくる本をよく見る。
繊細さんの本がヒットしてポイズンな世の中が変わるのかといえばそんば空気はまるでない。
ノーと言ってもいいんだろう。
気を使わなくても他人はそれほど何も思わないんだろう。
繊細さんへの理解も少しは認知されているんだろう。
だとしても、わたしの周囲は未だにポイズンで溢れている。
というよりもわたしはポイズンを感じている。
ノーは言えないんだよ。
気を使わない方がしんどいんだよ。
繊細さんアピールなんてできないんだよ。
全然仕事しねぇ上司のくせに昼飯連れて行ったるわじゃねぇんだよ。
せめてサラダと菓子パン食べながら本を読む昼休みを奪うんじゃねぇ。
い、いかん、現在進行形で黒歴史を更新してしまった。
何が言いたいのかというと、言いたいことが言えるというなりたい自分になるのはとってもしんどいし、かといって世の中みたいなでかいもんにポイズンという自分も好きじゃない。
かといって言えない自分を受け入れるってのもなんだか癪に障る。
すっきりした答えが見つかったわけじゃない。
でもそれでいいじゃんっていう気持ちにはなれる。
今のところの対処法というかちょうどいいポイントはポイズンをできる限り面白おかしく書くor家族に話すってことかな。
ここにこうして書いたことで昼飯連れて行ったるわポイズンは自己満足の糧になった。
どうしたってノーは言えないし、メジャー級の愛想笑いやめられない。
だったら、そうして溜まるポイズンを交換して自己満足を貯めよう。
俺は俺を騙すことなく生きていく、ウォウォ~。
どっちもほんとのわたしだもんね。
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