「理解のある彼くん」なるコトバは一刻も早く滅びてしまえ

私は精神疾患のある女子なのだが、ふざけて彼氏をおーい!理解のある彼くん!と呼んで遊んだりはするが(やめろ)ほんと言うとこの概念が非常に嫌いだ。
セックスと病気を悪用して飯食わせてくれるメシアを召喚してるけしからん女がいるから叩こうというイヤな感じがなんかこう…不快、気持ちが不快なだけではなくすごく不条理で、状況を間違って解釈していると思う。

理解のある彼くんが突然生えてくるからメ◯ヘラ女は楽でいいみたいな女性差別と障害者差別が複合した最悪のものなのでこの言葉には一刻も早く滅んで欲しいと思っている。

大体、精神病が悪化しまくっていたり、対人関係に著しく支障をきたすような深刻な愛着の問題や人との境界を引けないなどの問題を抱えてる時はヤバい人間しか寄ってこない。

回復過程で、人好きのするようなところとか、人としての普通の倫理観が多少芽生えてきて、精神的なしんどさ、疾患などを抱えつつそれはあくまで人格を形作る一要素、みたいになってきたら、疾患の有無に関係なくフツーに恋愛できるようになることもある、というだけで、精神疾患だから何かチート能力が出てくるとか、ない。

そりゃ私は精神疾患だけどさ、障害持っただけで理解もらえていいね、と言われないといけないのかな…。
つうかうちの理解のある彼くん()も精神の薬飲んでるけど理解のある彼女がいていいね、と言われないのは女性のケア役割が当たり前とされてるからではないのかしら。

うちに関して言うと家事は私の方がやってるくらいだし、お金は家に入れてるし、働いてるし、病んでる時の相談はカウンセラーにしているし、相手に一方的に依存するのが障害を持つ女性、みたいなのは偏見だよ。

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