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映画「デットプール&ウルヴァリン」

総合評価

60点

途中何度かクスリとしたけど普通ですね

 助けを求めようとしたウルヴァリンはほんとに死んでいてアダマンチウムの骨だけになっており、追っ手をその骨を武器にして撃退・・・これぞデップー。心のピークはOP映像だったかもしれません。

 ただしローガンを見ていないと状況がわからないようです。
(私は未見でしたのでよくわかりませんでした。ウルヴァリンって死んだの?)

え?またマルチバースネタなの・・・

 というのが冒頭のOP後の回想での感想。この作品内でもマルチバース展開は失敗だからもうやめようって最後の方に言って入るんだけどほんとにもうやめたほうがいい。

マルチバースのよくないところ
・唯一無二のユニークさがヒーローの個性なのに並行世界に無限にほぼ同じ個性の人がいっぱいいることになって個性が無くなる
・主人公自身の世界をなんとかするために並行世界に負債を押し付ける構造
・大体において個の能力ではどうしようもない強い敵がでて正面切って戦う事態にならない(カタルシスが低い)
・毎回似たような話になる(なってる)

・死が軽くなる

過去作品ネタでワクワクできないと微妙な話

 世界ぶっ壊しマシーンを止めたい→そのために虚無から脱出しなきゃ→最強の存在をなんとかしなきゃ→なんかマスクを確保しなきゃが大筋のはなしですが大きな話の転換は特になし。

 虚無世界に大量のヒーローがいたけど、ネタがわからないとよく知らないの力の人たちが敵味方にいてなんか戦っている。それってストレスでは?
 味方になるキャラとしてはブレイドしか知りませんでした。
 ・・・昔はムキムキ黒人忍者ハーフヴァンパイアでデイウォーカーという属性てんこ盛り厨二キャラでかっこよかったと思うんだが今作ではなんか小さくなっちゃいましたね。今おいくつなんでしょうか。
 あと、明らかにヴィーガンで自然派な子安プールだけは立ち位置が非常にわかりやすくて良かったと思います。

最後戦わないのか・・・

 あの無敵と言える今作のヴィランにどう戦って勝つのかなと思ってたらそもそも最後に戦うシーンがありませんでした。

 事実上の見せ場はその前の大量のデップーとの戦闘で、そりゃデップーはあらゆる世界線から廃棄されてそうよねと思いましたが肝心の戦闘シーンが横からの長回し視点でもっさりとした戦闘なのが肩透かしでした。(カタルシス低いです)

そもそもアンカー設定ってなんですかね

 アンカーの存在が消えたらその世界がゆるやかに滅ぶって設定の意味がわからんというか無理くりに感じます。

 せめてアンカーとなる存在はもっと神的なやつじゃないとおかしくないでしょうか?(今作ならあのヴィランくらいの頂上能力者、過去作ならキャプテンマーベル等)ここは全く受け入れられませんでした。

FOXへの追悼とポリコレとの決別

 というのがこの作品の大局なのでしょうか?
やっぱりデップーは私にはちょっと合わないのかも。

どうでもいい話ですが声優

 について、デットプールの吹き替えの声って合わなくないですかね?それ思ってるの私だけ?下手とかじゃなくて単純に合っていないとずっと感じてます。
 一方今作ヴィランの親玉のハゲ女子の声が良すぎる。あやねるボイスだけで損失補填しました。

どうでもいいですがパンフレット

 大量に出てくる過去作キャラの紹介とかあるの期待して買ったんだがそんなことは一つも書いてありませんでした。

 新規勢向けに各キャラ紹介するところじゃないんですかね。多分メインの俳優と製作陣がどこかで答えたインタビューの日本語訳が転記されてるだけの模様。









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