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地元大阪府柏原市が取り上げられた「街全体がコミュニティスペース!これからの郊外型コワーキング」に参加して

まさか地元がクローズアップされてるなんて。
なんとなく「はじまり商店街」のページを見つけてフォローして、たまたま地元のコワーキングスペースのイベントが開催されるのを知った。即申し込んだ。

地元と私
大阪府柏原市という、府民にすら「どこ?奈良?」と言われる程に知名度に乏しい土地で育った。私にとって地元は長らく「親から増えると聞かされた人口がひたすら減っていく末期のベッドタウン」という認識だった。他の地域と少し違うことといえば、府内有数のブドウの産地であり、ワイナリーもある点くらいか。

上京、就職が変えた価値観
就活生の頃は周りと同じように就活をして、1社に決めて、働いてみて合わなかったり新しいチャレンジをしたかったら転職する。そのことに何の疑いも持たなかった。東京に来てからは、「東京に居るうちにしかできないことを沢山経験する」という考えの元、セミナーやイベントにもよく足を運んでいた。その中で「複業」という選択肢があることや、地方活性化などの面白い取り組みを知り価値観が解れた。

情報の取りづらさ
私が就職で大阪を離れる前、大学4回生の頃(2年ほど前)に「大正通りポケット」という施設(取り組み)があるのを知った。何もないと思っていた地元に、「何かあるな」という予感は感じていた。今回のイベントのメインであるコワーキングスペースは、同じ大正通りにある「大正通りネスト」という新しい施設に入居している。
改めて、物理的な距離を取るとどうしても情報が入りづらいと感じた。こういった情報は市の広報で取り上げられる訳でも、ネット上の「地元民による内輪のコミュニティ」に転がっている訳でもない。自分では地元関連の情報を得るためTwitterやFacebookグループを活用していたつもりだが、殆ど見れていなかったし見ていたとしても外から人を呼び込む地域活性化の情報があったかも怪しい。発信・受信どちらにおいても、柏原にはまだまだできる事があると感じた。

「関心人口」が増えた
これは参加者の方から出てきた言葉。
国交省の資料では、「関係人口」=「関心」+「関与」とあった。
「関係人口」というと、個人的には「関与」の方をイメージしていたため「関心」を持つ、というライトな行為でもいいんだ、という安心感があった。

「繋がり」を持ち続けたい
今年はコロナで帰省もやめ、現地に行く機会は当分先になりそうだ。ただコロナが「場所を超えた繋がり」を生み出したのも事実で、コロナが無ければ地元の面白い動きを知ったのはもう少し後になっていたかもしれない。健康に気をつける、エチケットを守るといったできる限りの対策はしつつ、繋がりは絶やさないようにしていきたい。

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