アニメCLANNADを観た

かの有名な家族愛を描いた恋愛アニメCLANNAD。

原作ゲームなんかは世代でありますがToHeartが好きすぎたためLeaf派とかなんとか言いながらKey系はスルーしめしまっていた。(もったいない)

職場の後輩(重度のアニオタ)には

『CLANNAD観ないで親になったんですか??!』

とまで言われる始末で、CLANNAD完走した今その言葉が身に染みる。

(は?テメーーーはいくら予習しても魔法使いまっしぐらだろ童貞野郎!!)と頭をよぎったけど家庭の愚痴を聞くと「私はその愚痴すら言えませんから…」なんて俯くセンシティブな子なので黙っていた。

いやしかしこれ人生のいつの時点で観るかでだいぶ感じ方が変わってしまうアニメだとおもう。

これは1期だけではなく2期のアフターストーリーを含めての話なんだけど、感情移入して自分と作品を重ねてしまうタイプの人には刺さるオブ刺さる話が多すぎてかなり情緒振り回されてしまうなと思いました。

なかなかアニメを見る時間が取れない日常の中でながら見になりがちなためちゃんと観ると泣きそうだけど泣けなかったポイントもちらほら。

それでも泣いてしまったのは1期最初の風子編、ことみ編で親がしてくれたことが分かるシーン、1期のラスト、2期の父との和解シーン、汐ともわだかまりがなくなるシーン、汐の最期。

あたりかな。渚の最期はもはや泣くとかじゃなかった。放心してしまった。フラグ立てまくりだったから覚悟してたつもりなのにショックでポカーンとしてしまった…。


私は良い妻じゃないし良い親じゃないのでほんとにもうグサグサくるアニメだった。クズ人間更生プロジェクトに使える。辛すぎて逆に鬱アニメかよって思う時もあった。

こんなこと言うとまたあれなんですけど、私はそんな鬱アニメっていうか具合悪くなるような作品が好きなので、2期の最後でもう一つの世界と融合して大団円になったのはもちろんいいんだけどその手前で終わるのも良かったかもねとか思ってしまったですねはい。

汐まで失って最低の気分で話が終わるの、最高じゃないですか???ゲロ出そう。


泣けると有名なCLANNAD、これは人生の必修科目。義務教育ですよ。

たぶん若いうちに見て幸せになろう、大切な人を幸せにしよう、って胸に秘めるのが正しい楽しみ方だと思うけど、私みたいにダメ人間自覚しながら家族愛バンバン見せられるのもなかなかメンタルに来て良いものです。


ところで春原って運動神経バツグン設定なのになんで教習所で苦戦してたわけです???春原すきです。

ざっくり感想でした。



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