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【PL第23節 アーセナル対ブレントフォード 観戦記】固く、強く、粘り強く刺す

トーマス・フランクがスーツで指揮を取るのも見てみたい。

こんばんはナルオです。
一緒に楽しんでもらえたら幸いです。
それでは、参ります。


試合スタッツ

ポゼッション、シュート数共にアーセナルが優勢もxGではブレントフォードに軍配

出典:https://www.fotmob.com/

90分通してかなり押し込んだと言えるスタッツ。パス総数も多いですが、決定機の数はブレントフォードの方が多い試合に。前節のエヴァートンといい「アーセナルには引き篭もってカウンターで」という割り切りが定着しそうな雰囲気。それにしても、ブレントフォードは割り切りすぎてDFラインが低すぎた感があるけれど。それでも決定機を作れたのは、トニーという異才があってこそ。彼の存在感は凄まじかったです。

試合総括

アーセナルがボールを保持し、ブレントフォードが引き篭もる展開。前節のエヴァートン戦から変化が見られたのはジンチェンコのポジショニング。今節はビルドアップもそこそこに、大外に位置取ることも多く、マルティネッリのフォローにも入っていた印象。そしてマルティネッリは中に絞って抜け出しを狙ったり、シュートに絡む意識も高かったです。彼はゴールに向かってこそだと痛感。好印象でした。

逆にブレントフォードはDFラインをかなり下げ、ボール奪取後はまずトニーへ、の形。ただ、強引に預けるわけではなく低い位置で繋いでからのロングボールを使うなど効果的に陣地回復。エンベウモと共にトニーは、サリバ・マガリャンイスとの1体1の局面を意図的に作り出し、しっかりと起点になってました。サリバも空中戦は弱くないけど、トニーはやっぱり森永。凄じい力強さでした。これで得点も重ねているのだから賭博疑惑さえなければ言う事なしですね。

結果は1-1のドロー。シティを突き放したいアーセナルは2節続いての足踏みに終わりました。

得点場面の振り返り

★Ødegaard→サカ→トロサールの崩し
見事の一言。パスを通したØdegaardのパスのウエイト、抜け出したサカも接触しながら逞しくDFを振り切り、右足のクロスでブレントフォーの人壁を無力化。ファーサイドに飛び込んだトロサールも上手く合わせてくれました。お馴染みの双眼鏡?眼鏡?のパフォーマンスも見られ狂喜乱舞。今後に期待が持てる得点でした。

★やっぱり厄介なセットプレー
CK、FK、ロングスローとどの位置からでも脅威になるブレントフォードのセットプレー。この試合も炸裂しました。ゴール前の混戦からノアゴーアが折り返しトニーでフィニッシュ。きっちりとデザインされた流れでゴールに結びつけていました。試合後F「あぁ、ノアゴーアのんとこのオフサイドライン引くの忘れた。許して。」など供述しており、「ルールが変わったなら教えてくれ」とアルテタもチクリ。VARになろうとも人為的ミスは起こり得るのでしょうが…勘弁してくださいよ?エストゥピニャンもオコですよ?

MOM

★イヴァン・トニー
ブレンフォードはこの選手が居てナンボ。チームの屋台骨は文字通りチームも相手DFも背負まくりの大活躍。鋼の肉体とバネのような跳躍はロングボールの起点、攻撃の終着点としても秀逸でした。クロスバーを叩くシーンでは、スタジアムにヒヤリハット体験をさせるなど存在感抜群。リーグ戦14Gは伊達じゃないですね。

次節に向けて

次節はミッドウィークにマンチェスター・シティをエミレーツに迎えての1戦。停滞気味の流れをシティに勝つという最高の形で打ち破りたいですね。勝利出来れば勝ち点3以上のものがチームにもたらされること間違いなし。ブーストをかけて「俺たちやれるぜ」のスター状態にもう一度戻りたい。エヴァートン、ブレントフォードとは流石に戦い方は違うので、がっぷり四つになると予想しますが、ペップがなんか変なことして変な感じで終わって欲しいとも思ってます。とはいいつつ、これまでのアーセナルのサッカーをすればきっと大丈夫。楽しみな1戦は2月16日(木)4:30という鬼の日程です。


ここまでお読み頂きありがとうございます。
もっと沢山書けそうですが、塩梅は模索中です。精進します。楽しんで頂けていたら幸いです。他にも投稿してますので、良ければ読んでいってください。とても喜びます。

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