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沖縄でノベルゲーム作成_おでライ沖縄に向けての日記

お疲れさまです。
2023年9月24日のおでライ沖縄に向けて現在ノベルゲーム「繋グテ朱殷イテ」を制作しています(体験版)

あらすじ
 授業をサボっていた雪代雨璃(ゆきしろ あめり)はタイヤが刺さった巨大な旗をみつけた。興味を持ち調べてみると、クラスメイトの「羽佐間和義(はざま かずよし)と渡久地夏凪(とくち かな)」の二人が『旗頭』という飾り付けた巨大な旗を作っている事を知る。その二人から勧誘され、これ幸いと小説のネタの為に雪代は一緒に学園祭に向け旗づくりと演舞の練習をするのだが思ったよりもその道のりは険しいものだった……。

パッケージになる予定のイラスト

まず旗頭とは?

実はnalumille、中学生の頃からの様々な活動をしていまして、その一つに旗頭がありました。その見た目は名前からも分かる通り「旗」でございます。
ただその大きさは人の3~4倍ほど。


繋グテ朱殷イテで登場する旗頭

これを交代で持ち続け、町中を巡りながら神様に祈りを捧げる沖縄の変わったお祭りです。イメージとしてはお神輿の一人版だと思って貰えると。

重さは流石に100kgはないですが、その重心は旗一番上にある飾り「とぅーるー」と呼ばれる部分に集中しているため少しでも傾くと、てこの原理で一気にバランスを崩してしまいます。ですのでそれなりのテクニックとパワーが重要です。体験で観客の皆さんにも触れて貰ったり、時には持ち上げて貰うこともあるのですが、マッチョマンでも高身長の外国の方でもそう簡単には「持つ」ことは出来ません。

残念ながら旗頭の資料は多くはなく、歴史の深掘りは難しいです。逆にここ数十年で広がった文化なので、自分は今のカタチと持ち手が信じる地域のシンボルへの「表現」「芸術」を中心に描いていけたらなと考えています。

コンセプト
旗頭という巨大な旗にチャレンジする少年少女たちの初々しさを楽しんでもらう。

アプローチ
①経験者である羽佐間の無双感
②持つことが出来ない渡久地の成長
③自分で旗を作りたいと考えていた万城目
④体験を通じて物語を紡ごうとする雪代
⑤物語が反転する後半

メディア
PCノベルゲーム_分岐なし 
プレイ時間
3~5時間

キャッチコピー
「神も仏も知らない世代の祭りは何を以て意味を成すのだろうか」

子どものころから向かい合ってきた旗頭に対しての答えを出すのタイミングが今かなと。

まずは一か月先のおでライ沖縄で体験版向けて頑張ります。
どうぞよろしくお願いいたします。

nalumille


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