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妊娠初期必見!産院を選ぶポイント3つ

「もしかして妊娠!?」
と思ったら、まず始めたいのが産院探しです。
「赤ちゃんを産める場所はいくつもあるの?」
「何を基準に選べばいいわからない」
など、産院選びに迷ってしまう人も少なくありません。
そこで今回は妊娠初期の人のために、産院選びのポイントについてご紹介します。
長くお世話になる産院ですから、気に入ったところを見つけてくださいね。


1.出産できる産院の種類

赤ちゃんを出産できる病院は、全部で3つに分けられます。
・産婦人科のある総合病院
・産科・産婦人科専門の個人病院や医院
・助産院
それぞれにメリットとデメリットがあるため、よく理解したうえで出産する病院を選びたいところです。
産院の情報は、
・インターネット
・雑誌や書籍
・直接訪問する
・口コミ
などで集めましょう。


2.それぞれの産院のメリット・デメリット

赤ちゃんを出産できる病院は、
・産婦人科のある総合病院
・産科・産婦人科専門の個人病院や医院
・助産院
の3つがありますが、それぞれどのようなメリットとデメリットがあるのでしょう。
ここでは総合病院・個人病院や医院・助産院それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。

総合病院

総合病院は、産婦人科のほかにさまざまな診療科がそろっている大きな病院です。
病床数は100以上あり、設備が整っていることが最大のメリットです。
小児科や手術室もあるため、分娩時のアクシデントにも柔軟に対応してもらえます。
デメリットとしては、医師が多いためいつも同じ先生に診てもらえるとは限りません。
診察時間も短い傾向にあるようです。
また研修医などが診察や分娩に立ち会うケースも。

個人病院や医院

個人病院は病床数が20以上、医院は20未満のことをいいます。
科目を産科・婦人科に限定しているのが特徴です。
メリットは医師やスタッフが総合病院ほど多くないため、最初から最後まで同じ先生に診てもらえるということ。
心配事などの相談もしやすいです。
設備がきれいであったり病院食がおいしかったりと、プラスアルファを求める人にもおすすめですね。
デメリットは産婦人科以外の科目がないため、アクシデントが起こった場合は転院する可能性があります。

助産院

助産院は病床数が10未満で、助産師の資格を持つ人が開業している施設です。
自然なかたちでお産をしたいという人に人気です。
家庭的な雰囲気を大切にしている助産院が多く、手厚いフォローが大きなメリットです。
陣痛が始まってからお産まで、助産師がそばで支えてくれます。
デメリットはお産以外の医療行為ができないということ。
妊婦健診でお産にリスクがないことが確認されて初めて、助産院での出産を行えます。
お産にトラブルがあった場合、連携先の病院などに転院する可能性があります。


3.産院を選ぶポイント

お産ができる病院は3タイプありますが、自分にはどこが合っているのかわからないという人もいるでしょう。
ここでは産院選びのポイントを3つご紹介します。

自宅から通いやすいか

もっとも大切なのは自宅から通いやすいかどうかという点。
いくら評判のいい病院だったとしても、自宅から往復3時間もかかるようではとても大変です。
妊娠中は月に1~2回の妊婦健診があるため、お腹が大きくなってくると移動も負担になってしまうでしょう。
陣痛が始まったらできるだけ早く病院に行けたほうが良いので、自宅から近いほうが安心です。

分娩方法や設備、特色から選ぶ

病院によって分娩方針も違えば、設備や特色も異なります。
まずは、自分がどんな出産をしたいか考えたり調べたりすることが大切です。
その上で、自分の希望が叶えられる設備や体制が整っている病院を選ぶと良いでしょう。
入院する部屋は大部屋・小部屋がどの程度あるか、シャワー室やトイレなども確認しておくと安心です。
・立会出産は可能か
・LDRはあるか
・産後は母子同室か
・母乳育児か
・両親学級はあるのか
・母乳外来はあるか
なども併せて確認するのがおすすめですよ。

費用

費用も大きなポイントです。
出産育児一時金として赤ちゃん1人につき42万円支給される助成金を、分娩費用に充てることができます。
総合病院では42万円程度で済むこともありますが、病院によっては助成金では足りず、10万円以上オーバーするケースも。
入院日数や曜日によっても費用は異なりますが、大体どのくらい費用がかかるか事前に確認しておくといいでしょう。


4.合わなければ産院を変える選択肢も!

初めは良いと思って通っていても、何度も通ううちに
「相談しにくい」
「先生や助産師と合わない」
など、ちょっと気になる点が出てくることもあるでしょう。
出産は命がけです。
ママは命を預けるわけですから、納得して産院を選んでほしいです。
もし合わないと思ったら、産院を変えてもいいんです。
転院する場合、
1.転院する産婦人科を決める
2.転院する産婦人科で分娩予約を取る
3.現在かかっている産婦人科で紹介状をもらう
という手順となります。


5.まとめ

産院は妊娠中から産後まで長くお世話になる場所です。
「なんとなく」で決めてしまうと、後々後悔してしまうこともあるかもしれません。
メリットとデメリットをよく理解し、施設の設備や特色から自分に合った産院を見つけてくださいね。

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