陣痛に耐えられるか不安！不安をやわらげる4つの事
出産が近づくと、
「陣痛はとても痛いと聞くから不安」
「陣痛に耐えられるのだろうか」
など、陣痛に対する恐怖や不安を感じる妊婦さんは少なくありません。
陣痛は、赤ちゃんの準備が整った合図で、生まれてくるために大切なもの。
できるだけ不安を小さくして、リラックスした状態でお産を迎えるのが理想です。
そこで今回は、多くの人が抱える陣痛の不安と、陣痛をやわらげるための解消法をご紹介します。
1.多くの妊婦さんが抱える出産前の不安
妊娠・出産は楽しみである反面、不安も付きまとうものです。
多くの女性が不安を抱え、それを乗り越えて出産しているので、
「自分だけがこんなに不安なのかな」
と思わなくても大丈夫！
ここでは、多くの人が感じた出産前の不安について見ていきましょう。
①陣痛の痛みはどのくらい？
まず不安なのが、
「陣痛はどのくらい痛いのか」
ということ。
痛みの感じ方に個人差はありますが、生理痛のような痛みから始まります。
その後、痛みの範囲が少しずつ広がり、腰やお尻など、下腹部全体が痛くなります。
子宮口が最大になると痛みもピークに達します。
②痛みに耐えられるか不安
痛みが強いイメージがある陣痛ですが、
「陣痛に耐えらなかったらどうしよう」
という不安を感じている人も多いでしょう。
出産までには10時間以上かかることも珍しくありませんから、強い痛みがずっと続くかと思うと不安も大きくなりますよね。
陣痛は確かに痛いです。
ですが、出産を経験した女性は、陣痛を乗り越えているので大丈夫ですよ。
③大きな声が出てしまうかも
痛みに耐えられず、大きい声が出てしまわないか、
不安を感じている人もいるかもしれませんね。
大きな声を出すことは、ストレスを発散し痛みを逃すことにもつながるため、気にせず大きな声を出してOK。
助産師さんたちも慣れっこなので、我慢せずに声を出してしまいましょう。
④便が出てしまったら？
よく出産は便意に似ている、なんてことも言われますよね。
「本当に便が出たらどうするの？」
と心配になってしまうかもしれません。
もし出てしまっても、こちらも慣れっこなのでサッと処理してもらえます。
⑤痛みに耐えられず暴れてしまうかも
あまりに痛みを強く感じてしまうと、物を投げたり暴れたりと、
普段の様子とは違う性格のようになってしまうことも、よくあることです。
とはいえ、あまり激しく暴れてしまうとパニック状態に陥り、赤ちゃんにも影響が出てしまうことも。
暴れてしまうかもと心配な方は、事前に助産師さんに相談しておくといいでしょう。
2.不安解消法4つ
出産前はどうしてもナーバスになりがちで、不安を強く感じてしまうことも。
そんなときは、自分だけの不安解消法を用意しておくのがおすすめです。
どんなことをすればいいのかわからない、という人のために、ここでは簡単にできる不安解消法をご紹介します。
①赤ちゃんが生まれたあとのことをイメージする
今すぐにできる解消法でおすすめなのが、
『赤ちゃんが生まれたあとのことをイメージする』
ということです。
赤ちゃんが生まれたらどんな服を着せようか、どんな名前が赤ちゃんに合いそうか、何をして遊ぼうか、など、ポジティブなイメージを膨らませましょう。
前向きなことを考えると、自然と不安感も減っていきますよ。
②呼吸法を練習する
大きく息を吸って吐く呼吸は、精神を安定させる効果も期待できます。
出産時にはいきみを逃したり痛みをやわらげたりするサポートもするため、出産前から正しい呼吸法を覚えておくのがおすすめです。
大きく息を吸って、ゆっくりと深く吐く、たったこれだけでOK。
普段からこの呼吸法を意識していると、いざ出産となったときにもきっと役に立つはずですよ。
③ヨガなどで体をほぐす
体と心の緊張感をほぐすには、マタニティヨガもおすすめです。
マタニティヨガはお腹に負担がかかるポーズはなく、ゆったりと時間を感じながら行うことができるので、妊婦さんでも安心。
マタニティヨガ教室に通うのもいいですが、最近ではDVDの販売もありますし、動画配信でチェックすることもできるので、手軽に体験できます。
④誰かに話を聞いてもらう
いろいろなことを試しても、不安感がぬぐえないということもあるでしょう。
そんなときは、誰かに話を聞いてもらってください。
パートナーでもいいですし、両親や友達など、心を許せる人がおすすめです。
デリケートなことだから話しづらいという場合は、助産師やカウンセラーに相談できるか、産院に問い合わせてみてください。
小さなことでも誰かに話すことで、気持ちが軽くなりますよ。
3.まとめ
出産を控えた妊婦さんにとって、陣痛はとっても不安に感じるもの。
痛みをあまり感じない人もいるようですが、多くの人は痛みと戦い、赤ちゃんを出産します。
痛みは不安ですが、赤ちゃんと一緒ならきっと大丈夫。
リラックスして出産に臨んでくださいね。
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