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今日の一枚はこれ! ジャニス・ジョプリン / 『パール』 (1971)

ジャニス・リン・ジョプリンは、アメリカのミュージシャン。

歌手のキャリアでは、ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーに参加し、1967年にアルバムを発表。その後、モンタレー・ポップ・フェスティバルにおける演奏で、オーティス・レディングとともに大きな注目を集めた。そして1968年のアルバム『チープ・スリル』で、その評価を決定づけることになる。ビッグ・ブラザー&ザ・ホールディング・カンパニーから、新しいバンドであるコズミック・ブルース・バンドを結成。1969年に『コズミック・ブルースを歌う』をリリースして、ウッドストック・フェスティバルにも出演した。このバンドも、すぐに解散。次にフル・ティルト・ブギー・バンドを結成する。1970年10月4日の夕方、2枚目のソロアルバム『パール』のレコーディングに姿を見せなかったジャニスは、ヘロイン中毒により27歳の若さでホテルの一室で死んだ。レコーディングは、彼女の歌入れを1曲残すだけであった。

ジョプリンの死後、1971年1月に、本作『パール』が発表された。この作品は、ジャニスの遺作であり、最大のヒット作となった。唯一無二のボーカル。ロックもフォークもブルースも、彼女にかかればジャンルレス。ジャンルは、ジャニスとなる。渾身の力で絞り出す歌唱。早口でまくし立てるような歌い方。彼女はドラックでなくても、長生きはしなかっただろう。まるで魂と引き換えに、歌を唄っているようだ。

※アルバム・タイトルは、ジャニスの愛称

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