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今日の1枚は、これ! ブルーノ・マーズ / 『24K・マジック』(2016)

ブルーノ・マーズ(Bruno Mars)は、アメリカ ハワイ州出身のシンガーソングライター。幼少の頃からエルヴィス・プレスリーやマイケル・ジャクソンの物真似で人気者だった。その後、音楽への関心は、レゲエ・ロック・ヒップホップとR&Bを織り交ぜた音楽に変化。高校卒業後に西海岸に移り、アーティストとしてのキャリアをスタートさせることになる。

『24K・マジック』は、3枚目のアルバム。2016年発売。
2014年にマーク・ロンソンとのコラボで「Uptown Funk」という曲が大ヒットし、その流れを引き続いた形で、このアルバムは作成された。その流れとは、ブルーノ・マーズが青春を彩った時の音楽、すなわち1990年代のR&Bに影響を受けた楽曲を発表するという流れである。
アルバムの内容は、とにかくパーティー、そしてセックス。社会的な問題も、宗教も政治も、全くここでは出てこない。一貫して華やかの世界と、その中の男女の関係を表現している。楽曲は1990年代のR&Bを感じさせながらも、きちんとブルーノ・マーズのフィルターを通ってスタイリッシュに仕上がっている。ひと世代前の音楽となれば、ともすれば時代錯誤になりかねないが、そこは完全主義のエンターテイナーであるブルーノ・マーズ、娯楽に振り切って、聴き手をいかに楽しませるかという意気込みのもと作られていることが感じられる。泥臭い演奏はなくスタイリッシュ、逆にエレクトリック・サウンドによる機械的な演奏でなくグルーブ感がある。このバランスが、おじさんには懐かしく、若い人たちには新しさを感じ、ヒットしたと考える。

アルバムは“パーティーでバカやっていても、結局きみのことだけなんだ”的な楽曲もあり、華やかな世界だけがフューチャーされ鼻につくだけではなく、人としてのかわいらしさも表現していて、物語性があるものになっている。

※ブルーノというの名前は、あだな。人間発電所と言われていたブルーノ・サンマルティノというプロレスラーに似ているということで父親がつけた。
※「シングル3枚が1000万枚を売り上げた初の男性アーティスト」
「最も多くのグラミー賞を獲得したアーティスト」と「一晩で最も多くのグラミー賞を獲得したアーティスト」というギネス世界記録を獲得している
※スーパーボールのハーフタイムショー出演の、最年少記録。
※今回購入したのは、5th Anniversary Gold-Colored Editionという新譜で、盤が金色(つーか黄色)!

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