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彼女と私、7年目。

一緒に暮らしている彼女と、出会ってから丸6年が経ちました。
世の中的に言うと私たちはセクシャルマイノリティーとか、LGBTQとか、そういうもの。
中身は、ただただ普通の、ごく普通のひと。
多分これを見ている人の近くでも、ひっそり当たり前に生活してるはず。
日常的に意識していないだけで、身近にいないだけで、知らないことは山のようにある。

今回使用させていただいた画像は「かがみ」というタイトルがついていた。
長年連れ添ってきた夫婦は顔や雰囲気が似てくるというけれど、それは勿論同性同士だって同じこと。
毎日を重ねていく中で、彼女の中に私を見ることが多くなってきているのが面白い。
私の中に、彼女もきっと自分を見つけているんだろうな。

そんな彼女と私、ワクチン接種を2回分、終了しました。
彼女は副反応がほとんど出なかったんだけど、私は本当にキツかった。
アレルギーやら喘息やら、諸々の体質が多少なり関係しているのかもしれないけれど。

体調を崩す度、結婚という制度に当てはまらない私たちの関係に、どうしても不安を覚えてしまう。
老後の事も考える、大事なひとだから。
もしもの時には、声を大にして「家族です!!」って言えるけれど、それを口にして眉を顰める人が一定数いるのも分かってる。

こんなご時世だからこそ、主張したい。
大好きな人の側にどんな時でもいることが出来る権利を。
それが「結婚」じゃなくても。
いや「結婚」だったら嬉しいけれど、とても。

職場でも家族だとオープンにしたい。
いないもののように、存在を扱いたくない。

私たちが過ごしてきている時間を、もしもの時、受け入れてくれる世の中になりますように。

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