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ブラジルの晩婚化

しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
地球上で日本の真裏にあるブラジル。
陽気な国民性のイメージがありますが、そんなブラジルの結婚事情について調べてみました。

ブラジルでも日本と同様に晩婚化の傾向が見られます。
その要因の一つも日本と同じで、女性の高学歴化や社会進出が目まぐるしく進み、キャリア志向の女性が増えたことがあげられます。
実際にブラジルの企業では管理職が女性である場合も非常に多いそうです。
2011年にはブラジル初の女性大統領が誕生しており、このようなことからも、社会全体での女性の地位が高くなっていることが強く感じられます。
それ自体はとても良いことですが、女性が社会で活躍すると同時に晩婚化も進んでしまうのが、なんとも悩ましいです。

晩婚化はさらに少子化という問題も引き起こすわけですが、ブラジルも例外ではなく、少子化も社会問題になっています。
ブラジルは1960年代、一家庭あたりの子ども数が平均6人で、かなりの子だくさんな国でした。
しかし、現在ではラテン・アメリカ12か国中最低の出生率で推移しています。
これを受けて、ブラジルでは国が妊娠した女性の支援に力を入れています。
妊婦検診のための仕事の欠勤は欠勤扱いにならず、有給を使わなくても給料の支払いが保証されていたり、120日間の産休の間の給料も政府から支払われます。

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