夏が始まった合図がした
Mrs. GREEN APPLEの青と夏のサビのメロディーと歌詞はとてもキャッチーで、真っ青な空を見ると思い出す。
2018年にリリースされた曲だから、もう4年も前の曲ということだ。
Apple musicのトレンドランキングのプレイリストをよく聴くのだが、よく晴れた暑い日になると、青と夏が上位にランクインする。
他の曲は全部、最近リリースされたばかりの曲だ。
そんな中、4年前の曲がランクインするのはすごいことだと思う。
7月になったから、とか8月になったから、というよりも、日本の気温が暑いときにランキング上位に入っているような気がする。
この空の青い色と、太陽に照らされる肌の感覚、じんわりと滲む汗を感じた時、この曲のメロディや歌詞を思い出して、無性に聴きたくなるのだろうと思う。
この晴々とした天気の中、青と夏を聴きながら、私は電車に乗って会社に向かう。
社会人になって初めての夏。
青い空や暑さを感じたとき、私にはもう、学生の時の「なつやすみ」が来ないことを今になって実感した。
炎天下の中ダラダラと汗をかきながら、地元で自転車を乗り回しいろんな場所に行っていた。
それが、わたしにとっての「なつやすみ」の思い出だ。
もう、わたしに「なつやすみ」はない。
さみしいような気もするけれど、青と夏のメロディが、夏を最高にウェルカムな気持ちで迎えさせてくれる気がして、夏らしい予定も特にないけれど、なんだか心地良さを感じたりなんかもする。
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