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体調不良で初めて優しくしてもらって思うこと

2週間前。会社の繁忙期。

私は最悪なタイミングで体調を崩した。インフルエンザA型だった。

よりによって忙しいタイミングで熱を出し休むなんて、申し訳なさすぎて居た堪れなかった。


でもそんな私とは裏腹に、会社の人たちはものすごく優しく、助けてくれた。
涙が出そうだった。


思い返すと、これまでの人生、体調不良のときにこんなに優しくされたことなんてなかったかもしれない。


今まで体育会系チックな環境に身を置くことが多かった。


そういう環境では

体調不良=自己管理の怠慢であり、甘えであり、力不足

というふうに考えられ、責められることが多かったなと思う。

中学生の時に習い事を溶連菌で休んだら、中学生なんだから自己管理くらいしろとみんなの前で怒られたのが懐かしい。



たしかにそういう考え方も一理あるとは思う。

自己管理次第で防げるものもあるからだ。

でも生まれつき身体の強さなんて人によって違うし、寝ないでも働ける人もいれば、病気がちな人もいる。

寝なくても平気な人、子どもの頃から真冬に半袖で過ごしても風邪をひかないで済んだ人の基準で、世の中を見ないでほしいなって思うんです。

体調不良を責め立てる人だって、数週間後に咳き込んでたりするのはよくあることだと思うんです。


で、今までの経験上、

体調不良怠慢!微熱くらいで休むなんて甘え!

って考え方の環境って、みんな熱出ても黙って無理して出社するんです。オフィスでマスクせず咳したりするんです。


そうすると起こること。みなさんもうお分かりですよね。


そうです。

クラスターです。

私はそういうのを今まで何度も見てきました。


よく考えるとこれって、

あまりに悪循環すぎないですか?

組織全体の生産性も下がりすぎるし、
小さい会社でクラスター起こると会社が回らなくなったりする。

やっぱりこの考え方は本質的じゃないと思います。



今いる会社では、体調不良で優しくしてもらって。

治ったらもっと周りの人のために頑張ろうと思ったし、感謝し尊敬してる人だからこそ迷惑かけないように体調管理改善しようって心から思えた。


そして他の誰かが辛い時は、頑張って助けられる自分でいたいと思った。


自分で言うのもあれですけど、この方が圧倒的好循環ですよね。
体調不良を責め合いクラスターを起こす組織よりも。


寒暖差が大きい毎日で体調不良の人も増えています。

こんな地球環境で毎日健康でいる方が大変なのでは?と思ってしまうくらいの、気圧の激しいジェットコースターの中で頑張って生きてるんです、私たち。


みなさん無理なさらず、身体を大事にしていきましょうね。


そして私は自分の生活の不摂生を全力で取り除き、強い身体をつくりたいと思います!!

一回助けてもらった分、今度は私が助けられるように。

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