見出し画像

仕事の悩みを占ってほしい時

仕事の悩み、あれこれ


就職、転職、退職、天職などなど、人生の節目で悩むことが多い『仕事』のご相談。時代によって変化があったり、本業・副業の違い、どこで誰に対して何をするかなど、一人で決断するには気が重いという時に、占いを利用されるお客様も多いんです。

学校の進路相談であれば、日々を見守ってきた先生方や、進路のプロの進路相談の先生と一緒に、自分の希望とすり合わせできますが、卒業してしまうと、なかなか……。だからこそ、転職支援やハローワークなどのお仕事相談の場が大人にはあるんですよね。

では、占いでは、どんな風に仕事のご相談ができるのかを見ていきましょう。

今と、これからの仕事

今、どんな仕事をしているか?
そして、このままここで続けたいか、別の仕事をしたいか?
多くのお悩みの根本は、ここにある気がします。

今の仕事に不満を持っていたり、もっと自分に合った仕事がしたいと思ったけれど、それに向けてどう動いていったらいいか分からないというご相談。

今の仕事自体は合っているけれど、職場の人間関係や、システムが自分に合わなくて辛いというご相談もあります。

就職や転職って、ものすごくエネルギー使いますよね。あ、お金も時間もかかります。何度も履歴書書いて応募して、面接して結果を待って……。
お祈りメールばかり受け取って、もう就職活動が辛い!ということ、卒業控えた学生さんも、大人も、経験したことがある人なら分かる、あの苦しみ。

占いで、職場や仕事内容などの向き不向きや、職場の人間関係が分かるなら、少しでも気持ちが軽くなりませんか?


占いで仕事の相談をする時に

仕事運、と簡単に言われても、何が何だか……。と内心思っても、相談してみたい気持ちが強くて、占いを利用して下さる方に、もし、
 \あなたは何でもできる人ですよ、もう一度頑張ってみてください/
と占い師が伝えたら、え?と思いますよね……頑張れで何とかなるなら、相談しに来ないよ!となるでしょう。ええ、私も言われたことがあって、ちょっと……それ……お金払って聞きたい事じゃない。占いの結果?となったことあるんですよね。

確かに『頑張ればなんとかなる』ことも世の中にはありますし、ごもっともな言葉ではあるんですけど、その……じゃあ、頑張れない自分が駄目なの?となったり、何でもできるなら何で仕事続かないの?となったり、不満が残るでしょう。

ただ、占い師側の立場からすると、短時間での相談で具体的な鑑定結果をお伝えするのは、どうしても難しい場合があるんです。例えば10分でお話を伺う、占う、結果を見る、伝える、となると、先ほどのような言葉になってしまう場合もあるかもしれません。そこを伝えてこそのプロとはいえ、やっぱり、しっかりとお話を伺って結果を具体的にお伝えするには、ある程度の時間が必要だということも、占いを希望される方には知っていてほしいことなんです。

進路相談や三者面談をイメージすると、どれくらいの時間でどれだけの会話ができるか、分かりやすいかもしれません。


どんな占術で仕事を占ってくれるの?

卜術、命術、相術、どの占術でも、仕事に関して占うことが出来ます。
それぞれの特徴として、ご相談者本人のことであれば全ての占術で。
人間関係で、お相手の生年月日が分かれば命術、分からなければ卜術。

向いている仕事(天職)であれば、命術で、生まれ持った本質を見て、こういうタイプにはこんな……とお伝えすることもできますし、それは、生涯変わることはありません。稀に先生によってお伝えの仕方が違う場合もあるかもしれませんが、根っこにある部分には変わりがないでしょう。

相術では、今の状況を見て、この先どうしたらいいか、ここを改善してみたらなどのお伝えができるでしょう。お仕事に合わせたメイクやヘアスタイルをアドバイスしてくださる先生もいらっしゃるようです。

卜術では全体的に、今の職場や仕事内容に対しての不満を明らかにし、改善できそうかどうか、他の選択肢を選んだらどうなるか、周囲からどう思われているかなどを占うことが出来ます。

仕事占いの具体例

例えば、生年月日から、星座や数秘術、ホロコープを見た場合

数秘4を持つ山羊座のあなたは、年齢性別問わず、超・仕事人間です。
ホロコープから見ても、家でじっとしているよりは、社会の中で活動する方が向いていて、リーダーシップを取ることが多いのではないでしょうか。

ご本人も仕事が出来るタイプで、ノルマや目標を達成することでプライドを保ちます。逆に、それが達成できないことはストレスで、チーム内で強く言い過ぎたり、休日返上で頑張り過ぎてしまう一面もあるでしょう。
自分の仕事に集中できる環境作りを意識して、職場や家庭では支えてくれる存在を大切にしていくと、結果的に仕事が上手く回るでしょう。

と、あくまで一例ですが、こんなことが読み取れるんです。
この鑑定結果が、今の自分と大きく離れていたら、今の仕事環境で辛いことへの原因が見えてきたり、他の人は気にならないことにイライラする理由が分かるかもしれません。

これを踏まえ、卜術のタロットなどで具体的なアドバイスをしたり、次の行動の優先順位をつけたりすることができます。

仕事って、生きるためには必要でも、それが『今の仕事しかできない』ということは、ほとんどの人に当てはまらないですし、向いている職業があっても、それで生活できるくらいすぐに稼げるというのも難しいことなんです。

そんな現実的なことや、個別の生活環境なども意識した上で、ご相談者様が大満足の結果を出せればいいのですが、占い師の多くは最善の未来に近づく選択肢の一つをアドバイスするでしょう。

退職に対してのアドバイスで注意点

正社員でも、いつ仕事を失うか分からない時代。
退職することが気軽になったとも言えるかもしれません。
ただ、特に正社員やフルタイムのパートなどの場合は、今お使いの健康保険証(社会保険)を退職したら使えなくなることを知っておいてほしいのです。
ケガや病気で退職を考える場合、会社に相談すると休職できる場合もありますし、休職理由と医師の診断書で傷病手当金(しょうびょうてあてきん)を受け取ることができる場合があります。
また、病気やケガの結果、どうしても辞める決断になった場合も、辞める前に、会社の人事や総務の人に相談したり、弁護士、社労士といったプロに相談することで、先ほどの傷病手当金や様々なお金の不安が無くなる制度を教えてくれるでしょう。ネットでも事例がたくさんありますので、調べてみてください。

なぜ、こんな話を、この記事で伝えるかというと
会社を辞める前と後で、そうした社会制度を利用できるかどうかの分かれ道ということがあるからです。

辛いよね~辞めちゃいましょう!と占いの結果で出ても、じゃあ辞めます!と勢いで即日辞めてしまって、後から制度のことを知っても、辞めた後ではどうにもならない、または、面倒になることもあるんですよね。

占い師は、占いはできても、仕事や法律のプロではないんです。
その資格を持った占い師もいらっしゃるかもしれませんが、多くは違うでしょう。
私自身、自分の経験から、こうしたことを知るきっかけになりましたが、知識も半端なので、その道のプロには敵いません。

気軽に占いで仕事運を占ってもいいですが、退職に関しては、仕事や法律に関しての知識や情報を持つ人と相談することも、大切です。


天職って何?

天職(てんしょく)って、時々聞くけど何だろう?という問いに対して、占い師やスピリチュアルの世界で、答えが分かれるかもしれません。

私自身は、
天職とは、その人が向いている、目指すと後押しを得られやすい職業
として考えています。
例えば

会社勤めで企業の組織の一員になることが向いている人。
独立して独自の発想で世界に向けて活躍する人。
誰かをサポートすることで能力を生かせる人。
唯一無二の創作や表現が出来る人。

これは、命術や相術で占うことが多いでしょうか。
私自身は、あまり鑑定で天職という言葉を使うことは少ないので、問われたら生年月日から導き出してお伝えさせていただきます。

天職を叶える、って「あなたにはこれが向いている」と言われても、それを生業として食べていけるには、難しいというのが現実なんですよね。
向いているから、その仕事に就けばすぐに出世できるかな?というと、そこでもいろいろと試練があるわけで。その試練を乗り越えて大きく成長できるか、試練に負けてしまうかも、人によって違います。
迷ったり困ったりしたら、都度占いを利用してもらうと、良いアドバイスが聞けるかもしれません……というと占いの営業的な意味になってしまいますが、仕事運を占うって、そういうタイミングで使ってほしいなと思っています。

スマホやPCが身近になって誰でも世界に向けて発信できるようになって、それを使って仕事ができる時代だから、天職を仕事とするのは、昔よりハードルが低くなったとはいえ、それはライバルが多いということにもなります。その天職でストレス少なく生活できるお金を稼げることが理想ですが、現実はそういうことばかりではなくて。

本業で生活費を稼ぎつつ、天職を副業にするという人もいらっしゃるでしょう。芸能人のように下積み何年後にブレイクすると、副業のバイト生活から、本業の天職で食べていけるようになるという場合もあるかもしれません。

必死に頑張って何とかしてこそ仕事!という意見もあるでしょうが、今回は一般的な意味でのお話。特に、会社員と、独立した個人の仕事、正社員とバイトでは求められることも違います。

天職だけを追い求めたいのであれば、必死に努力を重ねるか、しばらくの生活費を用意して天職に集中するか、誰かに支援してもらって生活しながら天職を目指すか、など、いずれにしても自分の行動無しでは進まないのです。


仕事の悩みの中にある人間関係の悩み

仕事のお悩みの中で、上司や同僚、部下、客先、お客様など、人間関係が原因で仕事にストレスを抱えるというケースも、結構あります。

それを言ってしまうと恋愛も人間関係の悩みではあるものの、仕事はお金や生活に直結しているので、判断に困ることも多いですし、その人間関係が複数、そして立場なども考えると、非常に面倒な悩みとなってしまうことも。
そして、自分さえ我慢すればいいんだと思い続けてストレス溜める人こそ、占いで、その悩みを軽くしてほしいと私は思っています。

これは卜術で、ご自身の言葉や行動が周囲にどう思われているか、周囲の言葉や行動は本当はどんな意味があるのか、などを占うことができます。
お互いの認識のズレを確認したり、困っている中で助けになってくれる人の存在を示したり、ご相談の内容に合わせて様々な視点からの問題解決を探るのは、卜術の強み。タロットやルノルマンなどのカードで占う場合は、そのカードを見たご相談者様の素直な感想も、問題解決のヒントになることがあるんですよ。

就職・転職先の候補で迷ったら

条件に合う就職先が複数見つかるのは嬉しい反面、どう選んでいいか迷いますよね。
そういう時には、命術や相術で見た天職に近い方を選ぶのも、方法の一つですし、卜術ではそれを選んだらどうなるかを占うことも出来ます。

例えば
A社とB社とC社、どこも一長一短で決めきれない。どこがお勧めですか?
というご相談の場合。
私は、本質や天職を見た上で、カードを引きます。
ご相談者様が仕事に対して何を重視するか、それを満たせるものはどこか、逆に許せない事は何かなどを見て、優先順位をつけていきます。

とにかく稼げる?
ストレスなく仕事ができる?
スキルアップできる?
自分らしく活躍できる?
など、カードから読み取れる中で、プラスマイナスの部分を引き出す感じですね。

もっとシンプルに、迷った選択肢それぞれに一枚ずつ引いて、一番ご相談者様の希望に近い結果になるカードを選ぶ、という方法もあります。

ビジネスコンサルタントさんや、転職業の人と違う視点で、自分の本音を向き合いながら仕事選びのお手伝いをしてほしい時にも、占いをご利用いただければと思います。

その他、仕事と占いの使い方

会社や個人事業などの、いわゆる『社長業』のお客様は、社名や会社の場所などにこだわりをお持ちになり、それを占いで決めるという方もいらっしゃいます。開業日を決めるのに、占いで良い日を見ることもあるでしょう。
命名、家相、日取りなど、そうした占いは東洋の占術を使う先生が得意とされること。
そうした先生は、街中の占いの館やブースにいらっしゃることもありますし、個人で占いサロンを経営されていらっしゃる方も多い印象です。

私自身、占いの館に所属していた頃、老若男女問わず、お仕事のお悩みをお伺いしてきましたが、先ほどの例のような内容をご希望されましても、東洋の占いは扱っておらず、申し訳なくお断りしたケースもありました。

どの占術で、どんなことを占いたいのか、ある程度決めてから、占い師を探されると、安心して占いをご利用いただけるかなと思います。

こういう話をすると、占いって、占い師なら何でも占えるんじゃないの?と思われるでしょうか?
せっかく占ってもらうなら、それを専門・得意とする占い師がお勧めですよ。何より、話が伝わりやすいですから。

結局、頑張るのは自分自身ということに変わりは無いんですが、そこに占いを取り入れることで、新たな視点で見直すことができたり、見失いかけていた自分の本音や才能を思い出したりするきっかけになります。

誰かに話を聞いてもらい、客観的に分析・アドバイスをしてもらう。
占いに、そうした現実的なことを求めていただくことは大歓迎です。
占いに出来ない、医療や法的なことは別として、そうでない部分では、占いを頼ることを恥ずかしがらずにいらしてくださいね。
老若男女問わず、お仕事相談、多いんですよ。




サポートは、今後の活動の支えや、作業のお供に充てさせて頂きます。