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花は知っているのかも
自然に咲く花を
摘んでしまうのは
とても可哀そう。
誰かがそう言っていた。
でも
花は知っているのかもしれない
人に摘まれることで
種を残していけることを・・・。
美しい色や香りで
虫や動物を誘うように
人も誘っているのかもしれない。
摘まれたその花は
例えその一輪が枯れても
その美しさを知った人は
増やしたい
もっと美しい花を作りたい
そう思うだろう。
そんな人の心を
花は知っているのかもしれない。
品種改良されて
姿がどんなに変わってしまっても
命は広がり、続いていく。
命だけでなく
その色や形も
色々なものに姿を変え
永遠に愛されることを
花は知っているのかもしれない。
温かいご支援ありがとうございます。