お仕事をセーブすると決めた後

自分の体に
相談の余地がなかったため
一方的な形で
シフトのセーブを申し出た。

予想はしていたけれど
先輩の態度は
冷たいものだった。

社員さんたちも
以前より増して
よそよそしい。

なんだかそれが
とても悔しくて
涙が出てきてしまった。

私なりにずっと
頑張ってきたから。

ただ
無理をして頑張っていたのだと
気付いてしまった今
以前のようには働けない。

命よりも
大事なパートなんて
ないのだ。

もちろん
先輩たちや
他の社員さんたちの
反応にも理由がることは
分かっている。

みんな無理をして
頑張っているから
人を気にする余裕なんて
少しもないのだろう。

「おつかれさまです」と
声をかけても
背中をむけたまま
パソコンに向かって
カタカタと事務作業をしている。

でもきっと
この人たちも家に帰れば
くつろげる場所があり
家族が待ってくれているんだろう。

そうであってほしいと願う。

そしてきっと
夢や希望を胸に秘めて
今は頑張っているのだろう。

温かいご支援ありがとうございます。