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日記 溺れる

おはようございます。
日記を書くぞ。
恐山さんリスペクトで箇条書きでいってみよう。

・副鼻腔炎治らないの巻。
声が満足に出なくなってそろそろ2週間。1度通院して処方薬も貰った後に咳がひどくなったので、再度受診して薬が増えた。昨日の時点ではまだまだやばいくらい咳が出る。たまに発作が止まらなくなり涙が出る。
昨日はじめて鼻うがいの専用液を買った。お昼に買ってすぐにやってみたらたしかになんかスッキリした気がする。結局寝るまで咳も鼻水も改善しないから即効性があるわけではないだろうけど、やった直後はなんだか良い気がするので、朝昼晩とやろうと思う。鼻の中の水分が飽和量に達した瞬間に喉の奥に降りてくる。液が口から出ようとする。生理現象でえずく。口から出そうとして洗面台に顔を向けると鼻からもかなりの量の液が出ていく。最低限の水分で溺れてる感覚になってすごい。今朝もえずきながらやった。くしゃみが出まくっている。

・本を買った
昨日、馴染みの書店で王谷晶さんの『君の六月は凍った』と今井むつみ先生・秋田喜美先生の『言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか 』を買った。迷って見送ったのは宇佐見りんさんの『かか』と大前粟生さんの『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』。あと、仲の良い店員さんから『ACE アセクシュアルから見たセックスと社会のこと』をお借りした。
『言語の本質』『かか』以外に明らかに何らかの傾向が見られる。これは『ハンチバック』を読んで(『犬のかたちをしているもの』でふわりと兆した違和感が強化されるかたちで)直面した、自分の女性性との向き合い方の問題に意識が向いているから。問題というと「解決すべき異常事態」みたいだけれど、解決というよりは「輪郭を理解」したいと思っている。

このようにふいの1冊で、思わぬ自分の「何か」を突きつけられることがあるから、読書体験って素晴らしいと思う。関心の外でこそなかった(界隈はぼんやり把握しているくらい)けど、考えてみたら私は王谷さんや大前さんをはじめとした人たちの、こういうベクトルの小説を全然読んできてはいなかった(王谷さんは「女オタクの現在」特集のユリイカで文章が素敵だなと思っていた。大前さんは『おもろい以外いらんねん』しか読んだことがなかった。)。
ひょっとしたら深層心理で避けていた(先送りしていた)ということも、あるかもしれない。『かか』は、ベクトルは違うけどやっぱり逃げの心で読むのを先延ばししてきた(これは意識的)ので、このタイミングでお買い上げ候補に入った。
まあでも借り物もあるし『ハンチバック』読み直しもしたいので、2冊に絞った。
今日のリュックに入ってるのは『ハンチバック』と『偸盗・地獄変』です。そう、積読が増えたってワケ。

・これ、恐山さんがやってるとこの箇条書きスタイルとはなんか違いますね。彼はもっと刻んでますね。

・職場に着いたので終わります。
それでは。

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