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デザインレベルを上げよう-レイアウト編-

こんにちは、なこです!
今回は、バナー制作の際に覚えておくといいレイアウトについて紹介します。


レイアウトとは?

配置、構成のことです。デザインにおいて、何をどこに配置するかを意味します。
デザインは、センスだけではありません。視線の誘導や見た人が受ける印象を意識することで、素人らしさがなくなり、より良いバナーを作成することができます。

レイアウトで意識する視線の誘導

人は何かを見るとき、無意識に見る視線のパターンがあります。例えば、左上から見るパターンです。Webサイトも企業の顔であるロゴが左上に配置されている事が多いですよね。
バナー制作でも、視線の流れが見えやすいバナーはストレスなく情報を伝えることができます。

代表的な視線の動きは2つです。

①横書きはZの法則

横書きの場合は、左上→右上→左下→右下のZ型に視線が流れることをZの法則といいます。
伝えたい順番にZ型に配置することで、情報が伝わりやすく、自然なレイアウトになります。

②縦書きはNの法則

縦書きの場合は、右上→右下→左上→左下のN型に視線が流れることをNの法則といいます。横書きのZの法則同様、重要な文字や写真を右上からN型に配置することで、伝えたい情報が伝わりやすいバナーになります。

基本的な6つのレイアウト


基本的なレイアウトを覚えておけば、よりデザインが与えたい印象を伝えやすくなります。
また、このレイアウトはデザインに限った話ではなく、撮影や画像のトリミング、イラストなどの構図にも通用する話であり、覚えておいて損はないと思います。

①黄金比

一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
人間が最も美しいと感じる比率であり、ロゴデザインなどにも多く取り入れられているようです。
バナーデザインにも黄金比を取り入れることで、
まとまったデザインを作成することが出来ます。
フリー素材で黄金比と検索するとテンプレートがあるので活用してみましょう。

②3分割

3列に分割したり、9つのブロックに分割したりと、取り入れやすく、汎用性が高いのが3分割のレイアウトです。

③対角線

対角線のラインに沿って配置するレイアウトです。動きや奥行きを出したいときに便利です。

④日の丸

目立たせたい要素を日の丸の真ん中エリアに配置するレイアウトです。ぱっと目を引くデザインにしたいときに効果的です。

⑤シンメトリー

AとBどっち?みたいに2つの重要な要素を伝えたいときによく見られるレイアウトです。
また、左右対称なので安定感や誠実な印象を受けるレイアウトでもあります。

⑥トライアングル

三角形に被写体を配置すると安定感や奥行きが生まれ、逆三角形にすると、躍動感を出したいときに効果的です。

まとめ

まとめると、レイアウトを考えるときは、下記2点を意識するといいのではないでしょうか。
①視線の誘導を意識する。
②伝えたい印象に合うレイアウトを意識する。


私もバナー作成が苦手で時間がかかるのですが、
基本のレイアウトを知っておけば、時短にもつながるのではと思いました。世の中の素晴らしいバナーを見て、研究するのもいいですね!

読んでいただきありがとうございました^_^

次回は実際にバナー制作する様子を書こうと思います!


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