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言うて我々みな空気みたいなものだから

 こんにちは。自尊心激低人間です。物心ついたときから自尊心が低いです。自我を持つと同時に自尊心を失いました。トレード制でした。対価重すぎん?

「自分って生きてても良いのかな」って、自然と思ってた。普通に暮らしてたら普通にこうなってた。
 生きてて良いに決まってるやん。と、頭ではわかっていても、心の底では納得できていなかった。「どんな人間でも生きていて良い」とか、全然しっくり来なかった。

 でも、昨日急に腑に落ちた。「もしかして、空気中の成分みたいなものでは……?」

 キセノンという成分は質量割合でいうと空気中に0.000039%含まれているらしい。キセノンは大量に吸うと麻酔作用があるようだけど、それ以外は基本的に人体に影響がないのだそう。(あくまでざっと調べた範囲の知識なので、間違っている部分もあるかもしれないけど。)

 ということは、キセノンって空気中にあってもなくてもいい成分なんじゃない?って、思ったわけです。

 だからといって、「キセノン消えろ」とは思わない。まったく思わない。「全然いてもらって大丈夫なんで、はい、どうぞどうぞ」って感じ。
「どんな人間でも生きていて良い」って感覚は、これと同じなんじゃないかなと思った。

 私は社会的に高い価値のある人間ではないけど、生きていても良い。言うてキセノンみたいなものだからさ。



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