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笑われなかったから、恥ずかしくなった

 私の住んでいる地域は治安が悪めなので、夜になると暴走族が週2のペースで走っている。(ちなみに、最近は走っていない。暑くなったから?バテてんじゃねーぞ。)

 仮交際のお相手とビデオ通話をしていたとき、相手の声が聞こえなくなるほど爆音で暴走族のバイク音が響き渡ったことがあった。あまりにもうるさくて私が大ウケした一方で、相手は1ミリも笑っておらず話を元に戻そうとしていた。

 私は恥ずかしくなった。笑われなかったから、恥ずかしくなった。せめて笑ってくれよ。治安なんて私個人の力ではどうしようもないんだから。直線の道路がある限り奴らは走るんだから。笑ってくれよ。

 いつもこれくらいうるさいと思われてんのかな。触れたらいけない話題だと思われたのかな。「あっ……(察し)」ってなったのかな。私は急に不安になってしまった。こういうのも、広義では「笑いのツボが合わない」っていえるのかもしれない。

「それヤバいね(笑)」って言ってくれることで救われることもあるんだと学んだ。ヤバイものはヤバイと言っていい。もちろん、それで相手が嫌な顔をしたら即謝罪だけど。

 自分が思ったことを軽いノリで表出することって大事なんだな。この辺の反射速度を鍛えていこう。


 

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