ザ・ピーナッツバター・ファルコン レビュー
兄を失い自暴自棄のタイラー(失った理由が…)、プロレスラーになることを夢見るダウン症のザックの友情と旅の冒険物語。
孤独を抱える2人(3人)がバカやって笑いを絶やさず共に過ごし、深い友情を築いていく。
ダウン症だからと差別しないタイラーのもと、施設でウスノロ扱いされてたザックが1人前の男になる。
経済的な豊かさがなくても、大切な仲間がいて夢があってそれに向かっている。
それだけで幸せそうでした。
何かと生き急ぎがちな現代ですが、この作品のようにゆったりと生きるの良いなーと感じましたね。
トラブルがちょこちょこ起きるんですけど、全体的に優しさで包まれている感じ。
ダウン症へのフォーカスが少なめで重い作品になってなかったのも良かったです。
シャイア・ラブーフ、良い味出してました。
トランスフォーマー以外の彼は結構好きです。
唯一残念だったのは予告編で流れてたP!NKの『Walk Me Home』が劇中で流れなかったことぐらい。
非常にハートウォーミングな今作、是非ご覧ください。
『友達ってのは"自分で選べる家族"だ。』
以上、『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』レビューでした。
90点。
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