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タルト・タタンな朝(りんご「ふじ」)

色々変わった品種のりんごをアップすることが多かったのですが、今回はスタンダードな「ふじ」でいきたいと思います。

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弘前実業高校で収穫された「ふじ」。最近、この高校から農業系の学科がなくなってしまったと聞きました。歴史のある学科だっただけに、悲しむ方もたくさんいたみたいです。

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ブレましたが、タタンはこんな感じでした!味は、ジュースなどにした「ふじ」よりも酸味は弱いように感じました。朝食べることが多いので、体を起こすのを手伝ってくれるすっぱい品種の方が好きなのですが、こちらはそこまで酸味を感じませんでした。ただ、甘さは十分にあったので、じわじわ脳みそに糖分が行くような、そんな感じを受けました。美味しいけど、私はもっと酸っぱいのがいいなぁ。

というわけで、「ふじ」がどんな品種なのかを改めて調べてみました。いろんなサイトで紹介されていますが、やはりいつもの杉山大大大先生のサイトが一番わかりやすいように感じました。

その中から、私が「へぇ〜」となった情報を少し抜粋します。

袋をかけず、太陽の光をいっぱい浴びて育った果実は、有袋栽培のものよりも、着色や肌などの外観と貯蔵性は劣りますが、甘さ、香りなどの食味はいっそう良くなり、サンふじといわれます。

スーパーなどで、「ふじ」、「サンふじ」という名称を見ることがあるかと思います。違いとしては、栽培の過程で「袋」を実にかけるかかけないかの違いがあります。袋をかけない方を「サンふじ」と言います。元々は虫などの防除のために始まったのですが、とても綺麗な色味になったり、傷から守ることができるために貯蔵性が上がったりとメリットがあるために今でも続けられている栽培方法です。

でも美味しいのは「サンふじ」なんですねぇ。どちらもメリットがあるので、状況に合わせて使い分けができていいですね。

黄色のシルバーふじという名前の果実が店頭に並んでいることがあります。これは収穫直前まで、遮光袋を被せて、光を全く当てずに樹上で熟させたもので、ふじの枝変りでも新品種でもありません。収穫直後は真っ白ですから、シルバーといいますが、時間がたつと(中略)金色になります。

噂に聞いていた「シルバーふじ」。「白ふじ」とも言うみたいですが、まだ食べたことがありません。どんな味がするのだろう…

ちなみに、ふじから生まれた品種はたくさんあります。調べるときに、豊洲市場の図を参照することが多いのでこちらにも載せようと思います。

相変わらずすごいぜ。全部食べるのに、何年かかるんだろうか。細かいですが、よかったら見てみてください。

今回の「ふじ」の紹介はこのくらいにします。きっとこれからももっと深ぼっていく品種になるんだろうなぁ。「こんな話が聞きたい。」みたいなのがありましたら、コメントなどでお知らせください。

「白ふじ」売っているみたいですが、今は在庫切れか…来シーズン食べられるよう、アンテナ張っておかないとなと思いました。


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