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なぜ今年は手帳が続くのか? 〜挫折常習犯が8ヶ月継続できた理由を分解してみる〜

私は昨年まで、手帳挫折の常習犯でした。
年末にハンズの手帳コーナーを見かけたり、雑誌や手帳特集のサイトを目にするたびに心躍り、いそいそと手帳を買うものの、3月くらいには続かなくなる・・・そんなことを毎年懲りずに繰り返していました。

そんな私が、今年は嬉しいことに手帳習慣が続いています。これまでとはいったい何が違ったのか?その理由を分解してみました。

きっかけは手帳セミナー

2019年12月、ようこさんがはろこみ内で開催した、手帳の使い方セミナーに参加しました。
セミナー以前にようこさんのブログを読んでいて、「手帳が続いたら私もこんな風に主体的に人生を送れるかな」と感じていたため、セミナー開催を知り即申し込み。

セミナーでは、スケジュール管理ではない目標達成のパートナーとしての手帳の使い方、そもそもの目標の立て方を教えていただき、火のついた私はセミナー後にさっそく2020年の目標を書いてみました。

そして思い切ってようこさんにDM。立てた目標とともに、「手帳の振り返りをご一緒したい!」と伝えたところ、はろこみ内に手帳部を発足させるということで、そちらに参加することなりました。

この手帳部への参加が、私にとって手帳継続を支える大きな柱となりました。

手帳が続いた理由

手帳部に参加したことで、具体的に何が良かったのか?
これまでとは何が変わったのか?という視点から分解してみると、4つの理由が見えてきました。

 ①手帳を使う目的が明確
 ②立てた目標が自分のなかで腹落ちしている
 ③振り返りをしている
 ④仲間の力・場の力を借りられる

①手帳を使う目的が明確

〈Before〉
なんとなくスケジュール管理に使う。仕事もプライベートもごちゃ混ぜで予定を書く。手帳とは別でノートも使っていたが、使い分けは曖昧。目標も手帳ではなくノートに書いていた。

〈After〉
自分がありたい姿(ビジョン)に近付くためのサポートツールとして手帳を使う、という目的がはっきりしている。仕事ではなくプライベートのために使う。ノートは思考整理と振り返りに使うことに決め、薄型のノートを手帳に挟み込んで使用。

これまでは、まさに「みんな使っているから、何となく」手帳を使っていました。手帳で自分をよりよくコントロールしたい、という気持ちはあったとはずですが、自分のなかでハッキリとは認識できておらず。
スケジュールはスマホのカレンダーでも管理しているので、手帳を使わなくても困らず、結果開かなくなってしまっていました。

②立てた目標が自分のなかで腹落ちしている

〈Before〉
年初にいくつか目標を立てるが、その時の思い付きで立てているため統一感がない。そもそも目標を手帳に書いておらず、目標自体を忘れがち。年の途中で立て直すも、元の目標を忘れているので目指すところがブレブレ。

〈After〉
目標の前提として、自分がありたい姿(ビジョン)がまずあり、それに近付くための具体的なアクションとして目標設定出来ている。目標を変えるときも、ビジョンがあるのでブレが少ない。

前述の手帳セミナーを受けたことで、目標の立て方は去年までと大きく変わりました。
例えば、去年も今年も同じ『お金を〇〇万円貯める』というような目標を立てているのですが、今年は貯める理由が自分の中でしっかり落とし込めています。

〈目的:Why〉
・自由に楽しく生きるにはある程度お金が必要。自分や子どもにやりたいことが出来たとき、思い切って行動できるようにしたい。
・将来の不安にワーキングメモリーを取られたくない。
  ↓
〈ビジョン〉
Happyな家族の未来のために資産を作って安心を得たい
  ↓
〈どうやってかなえる?:How〉
・ズボラな性格なので手間は避けたい。
・投資に興味はあるが初心者
・意志力が弱いので簡単に引き出せるのは△
⇒自然に貯まり、引き出しにくい仕組みを活用
  ↓
〈具体的な目標:What〉
貯蓄〇〇万円+つみたてNISA40万円で、年間〇〇〇万円貯める


目標そのものは去年とほぼ同じですが、なぜその目標を達成したいかを、①Why?とビジョンから考え、②自分に合った手法に落とし込み、③具体的に言語化したことで、目標が自分の中で腹落ちする感覚があったかどうかが違います。
また、同じ目的・ビジョンから派生した別の目標も立てているので、目標全体に統一感があります。


ちなみに、Whyからから始める、というのはこちらの有名なTED Talksでも言われています。
目標設定した当時はこの動画を見ていなかったのですが、後日見て、目標設定にもこの考えが応用されている!と納得できました。(動画自体は目標設定の話ではないですが、人の行動を促すゴールデンサークルについての解説がヒントになります。)

③振り返りをしている

〈Before〉
意識的に振り返りをしていない。時々思い立って目標を見直すものの、「出来てないな…」と落ち込み、改善策を深く考えない。

〈After〉
手帳部で毎月振り返りを投稿。KPTやYWTといった振り返り手法をあらかじめ教えてもらい、迷いなく振り返りが出来ている。目標以外の面も振り返るので、目標達成がうまくいかない月でも、自己効力感を高めやすい。

手帳部に参加するまで、振り返りがこんなにも大切だとは思いませんでした!

私はKPTで振り返りをしているのですが、目標の達成度だけではなく、全体を見て振り返るというのも私には合っていると感じます。
ある目標が達成できるかどうかは、目標以外の他の側面(体調管理が出来ていなかったり、他の目標に注力していたり)に影響されることを、振り返りを続けるなかで実感します。目標達成だけに目を向けていたら、出来ていないと落ち込みそうなところも、「トータルで見たら私けっこう進歩してるじゃん!」と前向きに感じられるのが嬉しくて、振り返りを続けるモチベーションになっています。

④仲間の力・場の力

〈Before〉
手帳や目標の話は特に誰ともしない

〈After〉
手帳部に参加したことで、良い意味でのプレッシャーを感じ、それが手帳継続のモチベーションになっている。

仲間の力は本当に大きい!

忙しくて手帳を全然書けていない月や、何かとうまくいかなかった月も、手帳部のメンバーの振り返り投稿を見て、「振り返りだけでもするか…」という気持ちになれます。

例年通り、3月頃に挫折しかけたのですが、自分からようこさんに「振り返りをご一緒したい」と言った手前、早々に挫折するわけにはいかない!というのが良いプレッシャーになりました。その後も仲間の力を借りて続けるうちに、だんだん振り返りをしないとスッキリしない程になりました。

また、手帳部の存在はモチベーション以外にこんなメリットも感じます。
・他のメンバーの振り返り手法が参考になる
・手帳歴〇年のベテランユーザーさんのお知恵を垣間見ることが出来る
・似たような目標を立てているメンバーの行動が参考になる

挫折はリセットではない

以上、今年は手帳が続いている理由を分解してみました。
私のように、手帳が続かなかった方の参考になる部分が少しでもあれば嬉しいです。

などと偉そうに語っていますが、まだ継続8カ月!1年続いていません。
もしかしたらこの先また手帳に挫折するかも(汗)

でも、8カ月も続いてきたことは、自分にとっては最長記録!成長の証です。挫折してもまたいつでも戻ってこれる。現に、これまで何年挫折しても懲りずに手帳を買ってきたことが、今年になってようやく花開いたのだと思えます。挫折はリセットではなく、登った途中で立ち止まっているだけ。そんな風に少し肩の力を抜いて考え、ゆるく長く手帳と付き合っていきたいです。

来年は手帳プロジェクトで作り上げた手帳で、さらに手帳とのお付き合いを深めていくのが楽しみです。