【見捨てず救い、高めるということ】
かつて、私は、『自ら高まろうとしない人間』に対しては切り捨てるようにしてきました
しかし、今は、
『放っておくが、見捨てず距離を置いて見守る』
ようにしています
切り捨てることと、距離を置いて見守ることは大きく違います
後者は本人が這い上がってくることを信じて待ち続ける ということです
執着心が強く、救って欲しい想いが強い人は、自分を高めることなどまだできません
まずは、その執着を満たすことが先だからです
その執着とは恐れや無念の想いから来るものです
例えば、小さな頃、母親に愛されることが満たされない、父親に認めてもらうことに満たされない、それがあると、その『拗ね』が強力に足を引っ張ります
そこに強い拗ねがあることを
まず認めて受け止めてあげなくてはなりません
その、心の奥底に潜むいじけてすねた気持ちを救ってあげてこそ初めて本当の意味で高く飛躍し、自らの才能を伸ばしていくことができるのです
心理学的アプローチでいえば、
カウンセリングでマイナスからゼロに戻してからでないと、ゼロからプラスに引っ張りあげるコーチングはできない
ということです
まずは、救済
その後が、指導
ということです
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