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木漏れ日

絵画鑑賞をして、ちょっとだけ目が肥えたところで、温泉に行って癒されよう。
佐賀に新しくできた大型ルーキー、佐賀の湯処 こもれび。
温泉もかなり久々。
最後に行ったのはべんがら村だから、こちらも3ヶ月ぶりくらい。
3ヶ月分の疲れが蓄積されているんだから、それはそれは気持ちいいことだろう。
もしかしたら、意識がぶっ飛ぶかもしれない。
佐賀駅から歩いて歩いて、1.6キロくらい歩いてやっと着いた。
中に入る。なんとなく靴箱は31番を選んだ。
中が思ったよりハイテクで、駅の改札みたいなところを戸惑いながら通ったら、入浴券を受付に渡して、いよいよ温泉に向かう。
更衣室で74番のロッカーに荷物を詰め込んだら、もうすぐそこに温泉が待っている。
ポチャン、と足から慎重に浸かる。
そんなにクセはなく、熱すぎるわけでもなく、優しく全身を包み込んでくれる。
ガラス張りで外の景色が丸見えだから、ほぼ露天風呂。
自然の音を聞き、お湯の流れる水流を感じながら身を委ねる。
控えめに言って最高。
ある程度体があったまったら、サウナにも行く。
大きなサウナと、ローリュができる小さなサウナ。
もちろんどちらも堪能する。
自分の中の自分でも知らなかったネガティブが老廃物と一緒に汗となって流れ出る。
水風呂で引き締まったら外気浴。
この体がスーッと溶けていくような感覚。堪らない。
ちょっと体が冷えたら温泉で温める。
壺湯という本当に1人分の温泉が意外にも良かった。
たった1人しか入れないし、三角座りをしないと体が収まりきらない狭さが逆に落ち着く空間となって、周りの人をデリートしてくれた。
壺の中に入ったタコもこんな気持ちなのかな?
だとしたら罠だと分かっていても、入ってしまうかもしれない。

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