夏場にUberEATS稼働をする際に気を付ける事

2020年もGWを過ぎてから日中25度以上の日がいくつか出てきました。この時期、UberEATSなどデリバリークルーとして自転車に乗る人に気をつけてほしいことは、熱中症と、エネルギー切れで起こる極度の低血糖状態「ハンガーノック」です。熱中症を防ぐことを第一に考えれば、正直なところ、夏季の昼間には自転車に乗らないのが最善策ではあるが、そうは言ってられない。もし、今年が初の夏場稼働のドライバーがどういう事に気を付けるべきか紹介します。


1.熱中症を避けるには「水分」と「ミネラル」

実は夏場、自転車に乗っていると、あまり暑いと感じない。止まるとドバっと汗をかくのを感じでしょう。ある程度のスピードを出して走っていると風を受けているため、汗をあまり感じないが、実際はすごい量の汗をかいており、水分が少くなった状態になっています。そこで対策としては、やはり「水分補給」が第一である。兎に角のどが渇く前に水を飲むようにしてほしい。

人間の体はのどが渇いたと感じた時には既に多くの水分が失われており、急いでも飲んでも必要な部位には水分が届くにはかなり時間がかかるのです。

慣れの問題でもあるので、10分に一回とか信号3つで1回といった具合に定期的に少量でよいので水分を口に入れることで渇きを感じる前に補給することをお勧めします。

ただし、補給するのは「水」だけでは不十分です。汗をかくという事は水分と同時に体内のミネラルも出ていってしまうため、「塩分」をはじめとしたミネラルの補給も必要になります。とはいえ、甘みが強いスポーツドリンクをがぶがぶ取る事は避けたいため、水分で薄めたものを摂取するようにしましょう。私は麦茶にしています。

2.突如やってくるハンガーノックは糖分補給が肝!

水分とミネラルの補給で熱中症対策をしていても、エネルギー補給がおろそかになると、前触れなくやってくるのが、「ハンガーノック」である。突然体が動かなくなることもあります。低血糖状態で先ほどまで動いていた足がピタッと止まってしまう。当然暑さも相まって、冷や汗が出てくる感じです。携帯食はコンビニでも多く売っているので、これも水分補給タイミングの2,3回に一回くらいの頻度で口にいれておくと良いでしょう。

熱中症もハンガーノックも場合によっては歩くこともきつくなるくらい症状が悪化することもあります。都内で走っている分には涼しくて横になれると事は沢山あると思うので、あれ?おかしいなと思ったら横になって休むことが重要である。

3.経験から言える事

私も過去何度か、熱中症やハンガーノックになったことがあります。そこから言えることは、

自転車を漕いでいる間は、第2の心臓と言われるふくらはぎを酷使しており、脳にはある程度、血液が回っています。そして風も吹いているので、思ったよりも快適に走れていると思います。つまり、少し「ハイ」な状況なのです。そして多くの方は、ダイエットや筋トレといった副次的体調改善を狙っているケースが自転車乗りには多いのです。UberEATSドライバークルーは更に時間との駆け引きであと1件、あと10分といったように、何かと戦いながら自転車に長時間乗っています。

ピックやドロップの時に自転車から降り、少し歩くことで自分がどれくらい汗をかいて、フラフラな状態になっているかを確かめながら、水分、ミネラル、糖分の補給をしてみて下さい。

もし、(これは本当にお勧めしますが)毎日体重計に乗って、自分の体重を把握している人は1日で3Kgとか減るような走り方を特に夏はしないように心掛けた方が良いです。できれば、自転車に長距離乗った日は体重が減らないように水分と糖分を取ることをお勧めします。ダイエットは、休みの日に「昨日、水分取り過ぎて胃の調子が悪いから食事を減らそう」くらいの方がちょうど良いと思います。

ふらっと来るタイミングは「自転車から降りた時/止まった時です」

風が止まり、ふくらはぎからポンピングされている血液が脳に届く事が止まった瞬間に体が異変を感じます。車道で車側に倒れたり、マンションのピンポンを押しに一歩踏み出した瞬間に倒れないように気を付けてください。大けがに繋がる事もあります。

お勧めは、稼働前の「アミノバイタル」。保温性が高い「キャメルバッグのボトル」に「麦茶」。補給食は「練り物」か「ケーキーバー」です。そしてお店に入って好きなものをたらふく食べましょう。



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