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公演がまもなくなので、ただのベタな宣伝。

富山県で活動している劇団血パンダですが、『追走する円環』公演がまもなくです。
チケットが売れていない!
売れていないんだ!今回は100入って欲しい……。
もうね、田舎で10年劇団やってても、100入らないんですよ。無闇に関係者が多くて、各人10人連れてくるみたいな時代でなくなって久しくてですね……。友達の少ない人間が演劇をやっております。
しかも、役者の中には友達の精神生活を慮って気軽に呼べない……。とかどういうこっちゃねんという優しさを発揮してしまう者まで出る始末。優しさの時代はここまでやってきました。小劇場第三世代の記憶がある様なオールドスクーラーとしては、せめて毎回ストンと120は入る様になってから、生命活動の限界を迎えたいものです。

公演日:2024年10月26日(土)/27日(日)
開演:15時/18時 (30分前開場)
場所:内川Studio(射水市本町3丁目4−13
料金:2,500円(前売りのみ)リピート1,000円
詳細な公演情報は以下。

今回は、久々な人も。血パンダもう別にいいなあいつらおかしいで……。ってなった人も、一応見ておいてもいい公演になっておる筈。
もう全然、よその商業演劇や、都会から富山県に回ってくる劇団とも違うことになっております。こんな演劇もアリなの?アリです。

具体的に何が違うって、今回の公演は、抽象的なものがどばーっと押し寄せてくる感触が、いつもの血パンダよりも明確。
つまり普通の演劇とは、音の聞こえてきかたが違います。
これまでの血パンダでは「言葉」がとばーっときていたとしたら、今回は「意味」がどばーっとくる様に意図しています。
これが意図した通りに上手くいったら、客席にやってきたあなたの言語生活に対して、他の演劇やこれまでの血パンダよりも多めに影響を与えることが可能だろうと、そんな風に目論んでおります。

稽古はYoutubeで公開しているので、味見も予習もし放題だから、心の準備もできるし、衝撃に備えられるから安心だよ。

現在確認できている副作用の一部

  • エッシャーの絵を見かけたら、ついエッシャーのフルネームを口にしてしまう。

  • エッシャーの絵を見かけたら、豆腐が食べたくなる。

  • 水を飲んだ時に、ふとマグネシウムの味を探してしまう。

  • 豆腐を食べた時に、ふとマグネシウムの味を探してしまう。

  • 夏目漱石と聞くとデカルトも思い出す。

  • デカルトと聞くと夏目漱石も思い出す。

  • 星を見て、星座を探そうとした瞬間に様々な雑音がよぎる。

  • この何気ない感触は一体、何に担保されているのだろうと雑念がよぎる。

もっとあるな……。

チケットはPeatixから。富山県射水市の内川Studioで待ってます。


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