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陶芸と自己コントロール

今日は、陶芸と自己コントロール、についてお話をします。
皆さんは陶芸をやったことありますか?
自分の手でオリジナルの作品を作りたいと思いますか?
「陶芸」と言われてぱっと思い浮かぶのが、電動ろくろではないでしょうか。
円形の台の上に粘土を乗せて、回転させながら作ります。
映画のゴーストと言ってピンときた方はまぁまぁの年齢の方ですね。

ただ、いきなり電動ろくろで思い通りの形を作るのは難しい。
自分の手に加えて機械のろくろと遠心力という自然の法則をコントロールしなくてはいけないからです。
もちろん作り方の本や動画を見ればやり方は理解できます。しかし、作り方を知っているのと実際にやるのとでは結果は違います。
これは意識の自己コントロールに似ているなぁと思います。

粘土も意識も、形があって変化させることが出来ると考えてみてください。
世の中には沢山の自己啓発本がありますが、それを読んだだけでは自分の人生を形作れませんよね。
また、有名な占い師やヒーラーに頼りすぎても一時的な変化は得られるかもしれませんが、すぐに元に戻ってしまいます。
これはろくろ体験教室で、先生にほとんど作ってもらった作品と一緒です。

自分の人生をどれぐらい自分でコントロールできているか。まず今の実力、現在地を知ることが必要です。
そして、出来るところから繰り返し練習して範囲を広げたら、次のステップに進む。
粘土で言うとまずは手びねり。最初は歪んで分厚くても、口ばっかりで何もしないよりはマシです。
繰り返し練習すればだんだん上手く、早く作れるようになります。
そこから道具の使い方を覚えていくと知識と力が一致して、能力が加速していきます。

これは世界や相手を変えるより、まずは自分が変わるのが1番簡単で早いと言われるのと同じです。
私にとっては人生でなじみのある陶芸に例えてみましたが、皆さんも何か仕事や好きなことに例えてみてはいかがでしょうか。理解が深まると思います。
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(音声配信アプリstand.fm「朗読&トーク たまdiary」)https://stand.fm/channels/5f85c72237dc4cc7e19bf21b

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