セミセルフレジとキャッシュレスと。

最近よく行く大型スーパーでもセルフレジだったりセミセルフレジが増えてきて、それ自体は店員さんの負担も減るし良いことなんだろけど、その陰で支払時に高齢者達がどう支払って良いかわからず逆にセルフレジが詰まるってケースに割と遭遇する事が。そこに従来スタイルのレジがいくつかあればまだいくらかマシにはなるんだろうけど、もうセミセルフレジしかない。で、なんで詰まるのかなと思うと、、、

1. まずタッチパネルの操作

そもそも論的にタッチパネルを操作しないと支払う事すらできないって事がわかってないんじゃないか。
あとは画面は見るけど「そのボタンをタッチする」ということがわかってないんじゃないか。
運良く?次に進めたとしても、やれレジ袋がどうする、支払い方法はどうすると聞かれる、そして電子音だから余計聞き取りづらい。

2. お金の投入口

今まで店員さんがやってくれてたことを機械的にやるから仕方ないと言えば仕方ないんだけど、一つのインターフェースに、「コイン・お札・カード・レシート出口・場所によってはポイントカード」が混在していて割りと迷う。うちらですら迷うのに認知能力が下がってきてる高齢者はまず覚えられない。そして極めつけは各スーパーでUIが全然違う。

3. 支払後の行動

で、どうにか支払いまでできたとして、次に待っているのがお釣りなどの受け取り。
今までだと店員さんがお釣り(コイン、お札)とレシート、渡していればポイントカードをまとめて渡してくれていた。
でも、相手はセミセルフレジ。手渡しなんてしてくれやしない。
各々別の口から出てくるコイン・お札・レシートを受け取らないといけない。で、それを一つずつお財布にしまっていく。手元も覚束ない。

とまぁ、ここまでの試練を乗り越えてやっと支払いが完了するわけなんです。もちろん慣れればまた違うんだろうけど、慣れてもやっぱり遅れがち。

で、何が一番書きたかったかというと、こういうのにちょいちょい遭遇もするし、高齢者こそキャッシュレスにしていけるといいんだろうなと。
少なくともタッチパネルはスマホを使っていればなんとなくは覚えられるし、コイン・お札を出す手間が減るだけでも楽になる。

もちろんまだまだキャッシュで払わないと行けないシーンは多々あるし、両立をしていくことが大事だなと。

(理想を言えば、セミセルフレジの企画が統一されて、端末にキャッシュレス機能とデフォルトの支払い方法だったりレジ袋どうするだったりをぜーんぶ覚えさせて、支払時はかざすだけとかの世界になったらなー)

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