HSPを知って安心したけど傷ついたこと

「なんにでも名前をつけて病気にしてるだけ」
「繊細ってなにそれ?自慢?」
「要するに、気を使えってこと?」
「気づかないことを責められてて気分が悪い」
「よく気がつくってアピールしたいだけでしょ?」

HSPを知ったとき
今まで抱えてきた疑問に
初めてヒントをもらえたように思いました。

ずっとずっと
自分を責め続けてきたけれど
「もう責めなくていいのかもしれない…」と
初めて思えました。

気にしすぎないように気をつけて
考えすぎないように考えて
とにかく
自分が悪いと思い続けてきました。

でもそれは
自分ではコントロールしきれない
生まれもった性質だっただけ…。

もやもやした不安を
抱えているだけよりも
理由がわかるだけで
安心できたし
対処法も調べやすくなりました。

HSPという性質のことを
姉にも「知って」欲しくて
話したときに…

「なんにでも名前をつけて病気にしてるだけ」
「繊細ってなにそれ?自慢?」
「要するに、気を使えってこと?」
「気づかないことを責められてて気分が悪い」
「よく気がつくってアピールしたいだけでしょ?」

と、言われました。

気にしすぎ!
考えすぎ!
勝手に気にして、勝手に考えすぎてるだけなのに、こっちが悪いみたいに言われる。
そうやってなんにでも名前をつけるから、もっと気にすることになるだけ。
神経質すぎるし、もうなんにも言えなくなるわ!

と、言われました。

幼い頃から何度も言われつづけてきて、また傷つきました。

「そういう人もいる」ってことを、知って欲しかった。
「自分は気にしないけど、気にする人もいるんだね」って知って欲しかった。

自分が気づいたことを話したり、嫌なことは嫌って伝えたりできるようになりたかった。

「すべての人」じゃなくていい。
そんなのは不可能ってわかっているからこそ、身近な人には思うことを思ったって話せるようになりたかった…。

兄弟姉妹でも親でも親族でも、血の繋がりは血の繋がりという事実でしかなくて、わかりあえるかどうかってことはまた別のことなのだと、改めて思い知りました。

HSPという性質を知れたことで、わたしはとても救われました。
そして、HSPという性質を知ろう、理解しようと思う人もいるし、否定したい人もいるので、話す相手は選んだほうが自分がつらくならないことも知りました。

身近な人には知って欲しいし理解して欲しいと思うけれど…叶わぬこともまた事実なのだと思うのです。

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