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紗羅
2024年7月6日 22:20
見渡す限り心は広がり果てしない無限な思いを生み出す。見えぬ感情が価値を占めるように独り歩きする人の群れさまざまな心を交差させ高ぶる鼓動が頂点に達したら下降を辿り沈みゆく。荒波にある答えは危険を伴い自身を出口のない迷路へと誘なう。それを知らずに進むことは乾きしか残らない代償を伴い潤いと言う一択の水辺を求めて歩き彷徨い続ける放浪者。いつしか空へ描く心は狭くなり高みへ吹いた風
2023年1月2日 18:48
夕暮れ時を歩く道ふと足を止めては遠くを眺めるようにまたゆっくりと歩き出す。眩い光の中を進み心は無のままにひたすらこの足は進みゆく。日が沈み夕陽は少しずつ深さを増しながら今日に終わりを告げ眠りへとついていく。そして同じように今日の自分にも終わりがやってくる。時に何も感じることがなくても涙を流して悲しみに溢れたとしてもこの空を見上げて視線が遥か先を捉えこの素顔が笑みに