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アメリカへの送金方法のおすすめ

日本の銀行にある円をドルにしてアメリカで使う場合、いくつかの方法があるのでまとめます。


I.Overview

以下についてそれぞれ説明します。

Ⅱ.Case1:Wiseを利用する

私がメインで使っている方法です。

1.Wiseとは

Wiseの説明は以下のとおり。

Wiseは、送金人が自国にあるWiseの口座にお金を振り込み、その金額をWiseが受取人の国の口座へと振り込む、国内送金を生かした仕組みになっています。

https://wise.com/jp/blog/how-to-use-wise#:~:text=%E4%B8%80%E6%96%B9%E3%80%81Wise%E3%81%AF%E3%80%81%E9%80%81%E9%87%91%E4%BA%BA,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

2.特徴

  • 一定額で手数料が変わるということがないので、こまめな送金が可能となる。

  • 24hのレート保証があるため、為替の変動をみて若干の調整ができる。

  • デビットカードも入手可能。

3.参照

手数料は変動するため現在の状況をご確認ください。他の方法に比べ、手数料は比較的低いです。

Ⅲ.Case2:SONY銀行を利用する

両替・送金にSONY銀行を利用する方法もあります。国内外貨建銀行口座であれば他の銀行でもよいのですが、利便性からSONY銀行がよく使われているようです。

1.特徴

  • 既に日本でSONY銀行を使っている場合等は利便性が高く、(他の銀行に比べ)レートもそれほど悪くない

  • 出金手数料がかかる

2.参照

2024年4月時点で、送金手数料は3000円でした。

Ⅳ.Case3:マネーパートナーズ+プレスティアを利用する

両替と送金の各過程で安い手段を使おうという方法です。国内でFXができればよいのですが、現受けできないといけないため、マネーパトナーズがよく利用されているようです。
また、プレスティアは「海外大学院留学サポートプログラム」があるので、該当者は優待利用ができます。

1.特徴

  • 口座の開設が多い分の手間がある。

  • プレスティアのデビットカードをアメリカで利用するorプレスティアからアメリカの銀行口座へ送金する(クレカが紐づいている口座に送金したい場合等)という選択肢があります。

  • 海外送金をする場合、マイナンバー情報の通知や送金先口座の登録が必要になり手間です。

  • トークンも日本国内での利用が前提とされています(海外で欲しくなっても送られません。)。

2.参照

2024年4月時点でマネーパートナーズの出金手数料は2500円。

具体的な方法は以下のサイトが参考になります。

Ⅴ.方法の選択

私は、Case1:Wiseをメインに、Case3:マネパ+プレスティアをサブにしています。理由は以下のとおりです。

  • マネーパートナーズやプレスティアは(おそらく銀行も)、定期的にキャンペーンで手数料無料にしています。当該キャンペーン利用の可否と換金額でお得さは変わります。もっとも、比較した場合、(例え最安ではなくとも)Wiseの手数料が安いことは間違いないと思います。[2024.4追記:なお、20万円ならWiseが、100万円ならマネパ+Prestiaがお得と記載されているサイトがあります(https://aceek.net/exchange_money_wise/)。][2024.4追記:Wiseだと100万円をドル転すると手数料は6000円前後になるので、金額が大きい場合はマネパ+Prestiaが得というのは確かにそうだと思います。]

  • 2023-2024の時期は円安であり、かつ、変動が激しかったため、どの時点でドル転すればよいかわからず、こまめにドルにかえたかったので、着金が早く、手軽に換金できるWiseの方が使いやすいと思いました。為替レート保証も楽しいです(ただ、こまめに変えたものの、状況は悪くなる一方でした。。)。[2024.4追記:Wiseだと振込から着金が2-3日で行われるのが手軽です。]

  • プレスティアを用いる方法も試してみて、そこでかえたドルはデビットカード利用しています。当該カードはVisaなので、Visaしか使えないCOSTCOで重宝しています。

円安で苦しむ皆さんに幸あれ!