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大丈夫。私たちのバックには「45億年」がついている。

本日の寝る前メニューは、素材を活かした根源系。
相撲風站椿、搬石の中妻風、馬歩冲拳、仆歩アラカルト、韓氏意拳コース・站椿〜技撃椿〜五行拳。
大変美味しくいただきました^^

今日の気づきは「後頭部」。
後頭部を「観る」と、スッとモードに入れる。

人間、表の意識にいると、身体の前面ばかりを意識している。
背面も「観る」必要がある。
特に頭部は「顔」に重要器官が集まっており、とにかく顔・顔・顔にしか意識がいかない。眉間のあたりに何かが集まってしまい、視野が狭くなる。

そこで、後頭部の一番後ろに突き出ているあたりを観て、前に集まっていたものを後ろにスッと引っ張って集め直す。
すると、自分の身体を後ろから支えるような経験が生まれる。大袈裟に言えば幽体離脱のような。自分の身体が自分のものでなくなり、後ろから誰かに支えてもらってるような感覚が生じる。

然り、自分の身体は自分のものではない。
イエス・キリストは「あなたは自分の髪を白くすることも黒くすることもできない」と言ったが、その通りである。

自分の身体を自分が独占しようという気持ちを捨てると、後ろから支えられる感覚が生まれる。
自分の後ろにある「生命の歴史」が自分を支えていて、自分がまさに生命の歴史の最先端にいる感覚が得られる。後ろを支えてもらっている安心感と、誰ならぬ自分が次の一歩を踏み出すという自覚が同居する。

人間は孤立した存在ではない。
一人一人の人間の中に、45億年の歴史そのものが入っている。
そう知れば、自分も、そして自分以外の人間も、そうそう疎かに扱っていいものではないと知れる。

大丈夫。私たちのバックには「45億年」がついている。
次の一歩を踏み出すとしよう。

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