見出し画像

「拳の握り方」検証動画

本日の板橋武研終了後、「拳の握り方」の検証動画を撮ってみた。

赤ちゃんは、掌に指を置かれると自然に握り返す「把握反射」をする。
それを呼び覚ますように、目を閉じてひたすら手の中に誰かの指を感じるようにし続けると、指は自然に握られていく。

これは、10分ほどかけてそれを行ったタイムラプス動画。

拳は、適当に握るとうまく収まらない。
手には27個もの骨がある。適当に握ればうまく収まらないのも道理。

どうするとうまく握れるか。
流派によっては手順があるが、握る手順が明確でない流派も多い。

「自然」に握ればうまくいくはずだと思い、赤ちゃんの「把握反射」の再現をめざしてみた。
思った通り、拳が違和感なく収まる。

この最中、まず中指が掌の中心を指すように入っていき、すぐ後に薬指が続く。
その後に小指が続き、人差し指は最後に入っていく。
愚地独歩は正しかった^^

(ただし、この形はあくまで途中経過。このまま打てるわけではない)

この最中に注意するのは、「陽面」である手の甲側を指先に向かって「なでて」いくことと、「手首」がどの角度にも「つぶれない」ようにすること。
特に、小指の付け根の豆状骨側はつぶれやすいので、常に注意しながら行う。

これを行っている最中は、力感はまったくない。
ただ、実際にはかなりの負荷がかかっていると思われ、何度かこれをやったら、上腕二頭筋の隙間あたりに鈍い痛みを感じるようになってしまった。

なので、これを頻繁に行うことはあまりお勧めしない。
あくまでも、拳の収まり方の検証としてどうぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?