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暗闇を照らしてくれた歌【卒業ソング】

みなさん、こんにちは。
日刊【書くメシU30's】マガジン木曜担当のなかっちです。


大人になった今、学生時代によく聴いてた歌を聴いてたら
時空を超えて、一気にタイムスリップしちゃう感覚ってないですか?
甘酸っぱい気持ちも、苦い経験も。音楽って不思議なパワーありますよね。
さてそんな今週のテーマは【卒業ソング】です。
それではいってみましょう〜!今週もよろしくお願いします〜〜。

私の卒業ソングは、何曲かあるのですが、
今回は私の辛かった時を支えてくれた、ある曲をお伝えしますね。
それは、「Remedy/Jason Mraz」です。

普通、高校3年の卒業前なら、選んだ進路先に夢を描いてワクワクしていますよね。だけど、私はその時期に合格してた東京の大学に
魅力を感じなくなってしまい、東京の大学へ進学する事を辞めたので、
自分で決めたくせに、見えてる未来が真っ暗な状態でした。

クラスメイトは、都会の大学や専門学校に進学するため、
記念すべき初の一人暮らしに似合う物件をあ〜でもない、こ〜でもないと
理想を実現するため、文句を言いながらも、キラキラした目で物件を探してたり、大学デビューを目指して、美容やファッション誌を愛読してたり、
当然ながら浮かれてました。

人生で初めて「周りと同じ」と言う安心感と、敷かれてたレールの2つが
高校卒業直前で一気になくなり、疎外感から1人だけ取り残されてしまってる私の未来は明るくないんだって、人生に悲観的になり、
部屋に閉じこもって、泣いてました。

そんな日々が続いたある日、たまたまipodをカバンから取り出し、
シャッフルして聴いてた時に、この曲のサビ部分のフレーズ

I won't worry my life away
(私は人生を心配しない=人生をあきらめない)

このフレーズを聴いた時、心の暗闇にスーっと一筋の光が
差した事を今でも鮮明に覚えてます。悲観的に感じていた、
私の未来に対する考え方が変わりました。

たとえ失敗しても、立ち上がって進めばいいんだよって。
レールから少しくらいはみ出したって大丈夫なんだよって。

そういう風に思うと気持ちが落ち着いて、未来に対してポジティブになれて猛烈に、前に進みたい欲にかられました。

そこから私は大学受験をするため、浪人することを決めて、
必死に毎日十何時間勉強してました。そして半年が経った頃に、
どうせなら自分の知らない地域に行って勉強をしたいと思いが強くなり、
九州へ行ったことがなかったので、福岡の大学を受験し、受かりました。

あの時の選択がなかったら、今こうやって記事を書いてないと思うし、
今仲良くしてる友達にも出会うこともなかったかもしれないな〜と思うと、
なんとも人生は不思議で、面白いですね。(笑)

皆さんの卒業ソングはなんですか?
卒業ソングを思い出してみると、昔の自分にタイムマシーンにのって、
会いに行ってるような気持ちになれますよ。ぜひお暇な時にでも。



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